24: ◆eyH5F3DPSk
2014/01/14(火) 21:56:39.92 ID:BnZpgpRg0
「じゃあわたしがあんたのぶんまでせをのばしてあげる」
25: ◆eyH5F3DPSk
2014/01/14(火) 21:57:08.57 ID:BnZpgpRg0
「じゃあリハビリ行ってくるわ」
以前よりもスムーズに立ち上がれるようになった彼女には、もう私が手を貸す必要がない。
「いってらっしゃい」
26: ◆eyH5F3DPSk
2014/01/14(火) 21:57:50.32 ID:BnZpgpRg0
「ねぇ、そのけがはいつなおるの?」
27: ◆eyH5F3DPSk
2014/01/14(火) 21:59:09.11 ID:BnZpgpRg0
それに気付かなかった私はいつも通り彼女の話を聞いた。
いろんなことを話してもらった。
中学校であったこと。
28: ◆eyH5F3DPSk
2014/01/14(火) 21:59:41.36 ID:BnZpgpRg0
「なにこれ……」
29: ◆eyH5F3DPSk
2014/01/14(火) 22:03:10.93 ID:BnZpgpRg0
「いみわかんない……」
そんなやり場のない感情はほとんど気にならなかった。
30: ◆eyH5F3DPSk
2014/01/14(火) 22:03:36.78 ID:BnZpgpRg0
私はあの時とは違う自分になるためにたくさん勉強をした。
31: ◆eyH5F3DPSk
2014/01/14(火) 22:04:07.59 ID:BnZpgpRg0
伝統ある学校だから、と入れられた音ノ木坂学院。
32: ◆eyH5F3DPSk
2014/01/14(火) 22:05:03.88 ID:BnZpgpRg0
弱気になりながら私は誰もいない音楽室で鍵盤を叩いた。
ピアノに映る自分の顔はお世辞にもいい顔とは言えなかった。
思わず目を閉じ、その現実から目を反らしてしまう。
33: ◆eyH5F3DPSk
2014/01/14(火) 22:05:32.32 ID:BnZpgpRg0
34: ◆eyH5F3DPSk
2014/01/14(火) 22:06:38.67 ID:BnZpgpRg0
「……」
62Res/26.34 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。