過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
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2014/03/12(水) 20:19:32.34 ID:ygwalSWe0
ミサカミコトは、50を過ぎた辺りから、もう何度殺されたか、数えるのをやめていた。
発狂寸前まで精神は追い込まれ、立ち向かっても絶対に勝てず、そして殺されてはまた全身全快となってあの男の前で意識を取り戻す。
その度に戦う場所も違う。
以下略
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/12(水) 20:21:56.36 ID:ygwalSWe0
相手の能力が割れても、まず反射の壁を破らなくては、たったの一撃もいれられない。
その看破方が、どうしても見つからないのだ。
ただただ、殺される。
以下略
120
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/12(水) 20:22:36.49 ID:ygwalSWe0
オリジナルの御坂美琴は中学三年生になっているが、ミサカミコト達はボディこそ中学三年生相当であるものの、
橙子のがアレイスターから受け取った『素材』の内容の問題で、
記憶や精神力は中学二年生当時の状態のままなのである。
かつて麦野がたまたまサンドリヨンを作り上げてしまうことになったとき、
以下略
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
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2014/03/12(水) 20:23:16.15 ID:ygwalSWe0
―――今度の舞台は、ただ広がる地面以外、何もない空間。
銀河を連想する辺り一面の景色が、ここを世の終点かなにかと錯覚させる。
やっぱり眼前には―――126回目の再会を果たすこととなる、アクセラレータが気だるそうに立っている。
以下略
122
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
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2014/03/12(水) 20:23:50.19 ID:ygwalSWe0
『……何を言い出すかと思えば…オイオイオイ、まだそンなこと言ってンですかァ?』
『何とでもいいなさい。秘策はあるのよ』
『流石は応用力故の第三位、ってかァ。…もォいい、さっさと終わりにさせてもらう』
以下略
123
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/12(水) 20:24:28.07 ID:ygwalSWe0
突っ込んでくるアクセラレータをかわそうともせず。
ただ、アクセラレータを、可憐な少女には似合わぬ拳でもって迎え撃つ。
そして。アクセラレータにミサカミコトの拳が触れる瞬間。
以下略
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/12(水) 20:25:10.84 ID:ygwalSWe0
アクセラレータは。意味がわからず唖然とする。
今まで、自分に触れられた人間など誰一人としていなかった。何が起きたのか。
だが仰向けに倒れたアクセラレータは、ここであることに気づく。
以下略
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2014/03/12(水) 20:26:00.99 ID:ygwalSWe0
『アンタ、一体、何を!?』
『なァに大したことじゃねェ。オマエの立つその地面だって自転してる。だから、そこのラインだけ、地球一周丸々自転の速度を遅らせてるだけだ。』
『なっ………!?』
以下略
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
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2014/03/12(水) 20:27:23.04 ID:ygwalSWe0
――――――無茶苦茶にもほどがある。
地球と大気、その膨大な二つに同時干渉を行う演算力。
どうしたらいいのか?
どうすれば勝てるのか?
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127
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
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2014/03/12(水) 20:28:39.14 ID:ygwalSWe0
『さァて、これが最後の戦闘だ。さっきはイイ線いってたぜェ、ミコトちゃン?』
ミサカミコトは、アクセラレータの言葉などまったく聞いていない。
ひたすら思考していた。
―――ここにきて、初めて原点に戻って。
以下略
128
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
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2014/03/12(水) 20:29:22.21 ID:ygwalSWe0
今にも泣きそうな顔で、ミサカミコトは。半狂乱気味に叫ぶ。
二人が挟んで立っているレールの錆びた鈍い色が、今はやけにアクセラレータの勘に触った。
チッ、と小さく舌打ちをして、アクセラレータはまっすぐミサカミコトを見据える。
以下略
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