過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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135:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 20:33:47.92 ID:ygwalSWe0
『うるせェっつってンのが!!!!!聞こえねェのか!!!!!!あァ!?』

――――ここが、限界だった。


136:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 20:34:16.02 ID:ygwalSWe0
そんなアクセラレータに臆すことなく。
ミサカミコトは、聖母のような笑みを浮かべて。

『大丈夫よ、アクセラレータ』

以下略



137:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 20:34:52.85 ID:ygwalSWe0
『どうして、こうなっちゃったんだろうね』

ミサカミコトは、哀しかった。目の前の優しい少年が、こんなことになってしまったことが。ただ、ひたすら哀しかった。

それを知ってか知らずか。アクセラレータには、振りきることしか出来ない。
以下略



138:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 20:36:44.20 ID:ygwalSWe0
―――ここにはいない黒桐幹也は、かつてこういったことがある。

罰というのは、その人が勝手に背負うもの。その人が犯した罪に応じて、その人の価値観が自らに負わせる重荷。
それが、罰。良識があればあるほど、自身にかける罰は重くなる。

以下略



139:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 20:37:12.61 ID:ygwalSWe0
幸せな程に重い罰から逃れたくて。

自身が人に許されることも許せず。

アクセラレータには、どうしても、ミサカミコトの手をとる事が出来ない。
以下略



140:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 20:39:09.46 ID:ygwalSWe0
『―――そっか。いってわからないのなら、仕方ないわ。
私はアンタを倒して、なんとしても――――
    、、、、、、、、、
ここからアンタと一緒に出る。
その後で死ぬまで好きなだけ苦しみなさい。
以下略



141:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 20:39:47.94 ID:ygwalSWe0
『いくわよッ!!!』

迫り来る少女。なにも知らず、自分の手によって127回殺された少女。

人形なんかにはまったく見えない、確かに怒りと悲痛の感情をむき出しにして、アクセラレータに叫んだ少女。
以下略



142:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 20:42:11.82 ID:ygwalSWe0
瞬間。強化されたミサカミコトの拳が手前に引かれた瞬間、そのまま衝撃の全てがミサカミコトの拳に反射される。

―――ゴキッ。

右の拳がひしゃげる。腕全体にヒビが入る。
以下略



143:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 20:43:26.67 ID:ygwalSWe0
ミサカミコトはその場で生命活動を停止し、崩れ落ちる。
アクセラレータのベクトル操作で、血液の流れを止めたのだ。

横に倒れんとするミサカミコトの体を、地面に落とすまいと片膝立ちの体制でしっかりと受け止めるアクセラレータ。ミサカミコトの顔は、ひどく安らかだ。

以下略



144:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 20:46:27.49 ID:ygwalSWe0
とりあえずここまで

前スレ全体を第一章とするならこれで一章の前半が終わった
この分だと、このスレのうちに第三章までいけるのかな


145:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/12(水) 20:47:06.29 ID:rEGJPqib0
第何章までやる予定なの?


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