過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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256:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/13(木) 22:23:27.95 ID:a2xbEWtP0
インデックスが家を飛び出したあと、力を辿り第19学区に向かって居たのだが、それとはまた別に付近に
―――具体的には第7学区内に―――魔力回路を感じたので、
侵入した魔術師かもしれないと考えて追跡を試み、ついに追いついたのだが。

なにやら話しているので盗み聞きをしてみると、女が口にした言葉―――『魔術師』。
以下略



257:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/13(木) 22:25:05.40 ID:a2xbEWtP0
「―――何で知ってるのか知らないけど。貴女は一体こんなところで何をしているのかな?」

「お前を知らん魔術師なんぞいないさ。13000冊の魔導書をその記憶に保持する少女なんて、前代未聞だからな。それと―――私がここにいる理由か?簡単だ、協会から逃げるにあたって、科学の街が雲隠れしやすかったからだ。」

皮肉にも、その科学の街の統括理事長も世界有数の魔術師だったがな、と心のうちで毒づく。
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258:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/13(木) 22:26:07.80 ID:a2xbEWtP0
「私もいくんだよ」

えっ!?と黒い服の穏やかそうな人が声をあげる。

「ダメだ、危ないよ。えーと……インデックスちゃん」
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259:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/13(木) 22:26:41.43 ID:a2xbEWtP0
「ダメなものはダメだ。―――いいかいインデックス、君はまだ子供なんだ。いくら頭に魔導書を持ってたって、君を危険な目に遭わせるわけにはいかない。上条当麻君が君をつれていかないのだって、君に傷ついてほしくないからだと思うよ―――――」

「わかってるもん!!」

怒鳴るインデックスの目には、少し涙が浮いている。
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260:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/13(木) 22:27:29.37 ID:a2xbEWtP0
「………わかりました。」

「本当!?」

インデックスは目を輝かせる。
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261:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/13(木) 22:28:18.83 ID:a2xbEWtP0
「さて―――話はまとまったな、それじゃあ先を急ごうか。」

「そうですね。――――あ、ビルの突破法のこと忘れてた」

「今からでも十分だろう?」
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262:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/13(木) 22:29:41.44 ID:a2xbEWtP0
さて、と橙子さんが新しい煙草に火を着ける。

「向こうも、そろそろ大詰めかな」

「と、いうと?」
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263:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/13(木) 22:31:58.34 ID:a2xbEWtP0
シキ。どこかで―――――
ああ、そうだ。確か当麻を助けた人で、直死の魔眼を持つ―――

「―――両儀、式ってひとかな?」

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264:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/13(木) 22:32:26.71 ID:a2xbEWtP0
「じゃあ、とうまは――――」

「間に合ってさえいれば、心配いらないよ。―――上条当麻が殺される前に、な」

「とうま―――――」
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265:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/13(木) 22:32:53.91 ID:a2xbEWtP0
その頃、第19学区――――



漂う絶望を壊しにかかったのは、一方通行だった。
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