過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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294:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/16(日) 15:15:16.89 ID:gUNVYqIl0
「式―――――――!」

上条があの剣を止めにいこうとする。が―――――

式が、左の手のひらをこちらに向けて、制止した。
以下略



295:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/16(日) 15:15:43.86 ID:gUNVYqIl0
「でも、生きてる。覚えておけ、絶対能力者。オレは―――――」


式は、振り下ろされる光の大剣の真下を走り抜け、大剣の真ん中の位置へと滑り込む。

以下略



296:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/16(日) 15:16:19.52 ID:gUNVYqIl0





以下略



297:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/16(日) 15:17:02.13 ID:gUNVYqIl0
―――目を覚ますと、そこにはあの着物の女がいた。



地の上に横たわる自分のすぐ横で、複雑な表情を浮かべている。
以下略



298:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/16(日) 15:18:57.19 ID:gUNVYqIl0
―――ああ、そうか。あの光の大剣に全エネルギーを注ぎ込んで、負けた。いや―――殺されたのか。この女は、神さえ殺すというのだから。

「………俺の敗けだ。殺すンだろ?何してやがる―――早く殺せ」

そうぶっきらぼうにアクセラレータが言うと、ああ、と言って女が刀を抜く。
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299:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/16(日) 15:21:13.22 ID:gUNVYqIl0
「もォ二度と、誰のもとでも発現するな。この、クソ能力」

そう言い放って、アクセラレータはゴロン、と仰向けになって眼を瞑る。

―――そんなアクセラレータに式は、最後の言葉を落としていく。
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300:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/16(日) 15:25:00.63 ID:gUNVYqIl0
「それじゃあな。お別れだ、“アクセラレータ”」

「――――あァ」

なァ、ミサカミコト。今まで輪廻転生なンざ信じた事ァ無かったけどよォ。
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301:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/16(日) 15:26:16.20 ID:gUNVYqIl0
―――式が刀を引き抜く。
するとアクセラレータの頭部には、たった今貫かれていたにも関わらず、一切の外傷が残っていなかった。



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302:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/16(日) 15:27:29.48 ID:gUNVYqIl0
すると上条は。
いやあ、ははは―――なんて乾いた笑いをみせると、

「御坂も止めなきゃ、止めなきゃって騒いだけど、俺が止めたんだ。
式は絶対にアクセラレータを殺さないから大丈夫だ、って。俺、式を信じてたから」
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303:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/16(日) 15:28:04.26 ID:gUNVYqIl0
「とにかくさ、前にも言った通り―――――式は、優しいから。それで、絶対に殺さないと思ってんだよ。ほら、やっぱり殺さなかっただろ?式は、心が強いから――――だから、絶対殺さないと言いきれるんだ」

心なんて見えないものなのに、コイツは強いとか、弱いとかなんて言い出すのか。馬鹿みたいだ。だけど―――――

「カミジョー。オレ、おまえみたいな馬鹿は嫌いじゃないよ」
以下略



304:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/16(日) 15:28:31.12 ID:gUNVYqIl0
ああ、あの白もやしならあそこにいるぞ、と式が鞘に納めた古刀でそちらを指す。すると――――

「―――――、」

反射の棺に入ったままのミサカミコトの前で、一方通行は立ち尽くしていた。
以下略



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