過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
↓
1-
覧
板
20
305
:
以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/16(日) 15:29:25.72 ID:gUNVYqIl0
一方通行は、二人の戦いが始まった時から、二人の解析を進めると同時に、音の速度のベクトルを操作して音声を拾っていた。
それはつまり、式がアクセラレータに言ったことはみんな、一方通行にも聞こえていたということである。
――――この女の言うことは、自分にもしっかり当てはまる。
なぜなら、一方通行とアクセラレータは、進んだ道は違えど人物は同じだから。
以下略
306
:
以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/16(日) 15:30:29.10 ID:gUNVYqIl0
ンなもン決まってンだろォが、と一方通行は一言おいて。
以下略
307
:
以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/16(日) 15:31:27.13 ID:gUNVYqIl0
そう、とはじめから返事がわかりきってたかのように、短い返事が戻ってくる。
「じゃあとりあえず、この棺は殺しておかなくちゃな。―――なあ、おまえが眠る場所はここじゃないものな、ミサカ」
左手からナイフを出し、アクセラレータが残した反射の棺の死の線を断ち斬る。
以下略
308
:
以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/16(日) 15:32:22.83 ID:gUNVYqIl0
「それで、式。これからどうするんだ?」
「―――、」
式は一思案してから肩をすくめて答える。
以下略
309
:
以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/16(日) 15:34:30.67 ID:gUNVYqIl0
同時刻―――――第七学区・窓の無いビル付近
「―――さて、そろそろだが答えは出たか?二人とも」
以下略
310
:
以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/16(日) 15:35:39.67 ID:gUNVYqIl0
「いいか、インデックス。魔術というのはね、魔力を以って行う秘儀、禁忌の類ではあるが奇跡ではないもののことだということはわかるだろう。
有り体に言えば魔を操る術だ。人為的に神秘・奇跡を再現する行為の総称。
常識から乖離した現象だが資金と時間に制約をつけなければ現代の技術で再現可能な神秘を指すわけだ。
以下略
311
:
以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/16(日) 15:37:47.70 ID:gUNVYqIl0
「門派ごとに違いはあるが、基本は『術者の体内あるいは外界に満ちた魔力を変換する』機構となっていることは分かるな。
魔力を以って『既に世界に定められたルール』を起動、安定させることで自然干渉を起こす術式が魔術だからだ。
各門派が取り仕切る基盤(システム)に従って術者が命令(コマンド)を送り、あらかじめ作られていた機能(プログラム)が実行されるというもので、命令を送るのに必要な電流―――これを魔力という。
以下略
312
:
以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/16(日) 15:38:33.82 ID:gUNVYqIl0
「ああ、いい忘れていたが、呼吸法などで血液の流れや内蔵のリズムなどを無理矢理いじることで魔力を精製することも可能だ。
おまえたちのやり方は、そうやって魔力が得られたら、自分の血管や神経や 霊装に魔力を通し、身振り手振り・呪文・文字・道具などで記号を示すものだろう。
どんなものが「記号」になるかはケースバイケースだが、基本的には神話をモチーフにしたものが用いるそうだな。
以下略
313
:
以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/16(日) 15:39:16.44 ID:gUNVYqIl0
「私の魔術が、このビル以上に綻びの無い秩序を有していれば突破は容易だ、ということだよ」
以下略
314
:
以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/16(日) 15:41:15.27 ID:gUNVYqIl0
「あの、このビルが難攻不落なのはその科学技術からですよ、橙子さん。
今の言い方だと、まるでこのビルが魔術的な防膜も張られてるみたいじゃないですか―――――あ」
「そうだ。言わなかったか?ここの統括理事長アレイスター・クロウリーは過去最悪とも称される魔術師なんだ。
昨年、学園都市に四人だか五人だかの魔術師が忍び込んだらしいが――――
以下略
315
:
以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/16(日) 15:42:27.33 ID:gUNVYqIl0
誤字ひどいんで訂正
そういうと、橙子さんはずっと持っていた匣―――人ひとりが収納できる旅行鞄大の―――を地に下ろした。
以下略
547Res/405.44 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1394604204/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice