過去ログ - 佐天「人を騙す能力、かあ…」
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26: ◆InfI0vlg76
2014/04/01(火) 09:30:12.10 ID:V7PLv1990
拍子抜けする佐天の目の前で、鏡の自分の唇が歪み。

そのまま、なぜか――どちらも動いていないのに、なぜか距離が開いていく。

その瞬間、佐天はなんとなく強い抵抗感を覚えた。まだ離れたくない、聞きたいことがまだ。
以下略



27: ◆InfI0vlg76[sage]
2014/04/01(火) 09:32:35.57 ID:V7PLv1990
というわけで今はここまでです。

今日はエイプリルフールですね。正直エイプリルフールに合わせてやりたかったので少し駆け足気味なところもあるんですが大目にみてくださいですの。

では>>1はしばらく課題とバトってきます


28:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/04/01(火) 09:48:16.59 ID:9v/Gznn3o
演算オフにすればいいのに


29: ◆InfI0vlg76[sage]
2014/04/01(火) 12:12:01.36 ID:V7PLv1990
課題おわんねーorz
割と本気で美琴さんに教えてもらいたい。

てなわけで続きいきます。

以下略



30: ◆InfI0vlg76
2014/04/01(火) 12:14:48.47 ID:V7PLv1990
一週間ほどのち。

「はいもしもし。…えっ?あ、はい。私が作るんですか?え?はい、ああ…わかりました。はい、はい、それでは」

電話を終えた初春が困ったような顔で振り向いた。
以下略



31: ◆InfI0vlg76
2014/04/01(火) 12:17:53.45 ID:V7PLv1990
代わりに困ったように笑う。

「最近、学園都市で詐欺が増えてて…元々子供ばかりの街ですから、あまりそのような手の込んだ真似をする人はほとんどいないんですよ。だから、警戒する人も少なくて被害が拡大しているみたいです」

「へえ、詐欺かあ。珍しいね、この街で」
以下略



32: ◆InfI0vlg76
2014/04/01(火) 12:20:42.89 ID:V7PLv1990
「あ、初春さん、佐天さーん!」


「奇遇ですわね、初春、涙子」

以下略



33: ◆InfI0vlg76
2014/04/01(火) 12:23:26.87 ID:V7PLv1990
ちょ…なによこれ!?布面積少なすぎるわよ!こんなの穿けるわけ…って待て、こんなの買った覚えがない。まさか)

赤面する御坂だったが、途中からあることに気づく。もっとも佐天と初春はもとから気づいていたが。

そんな下着は子供っぽい趣味の御坂が選ぶものではない。
以下略



34: ◆InfI0vlg76
2014/04/01(火) 12:24:54.14 ID:V7PLv1990
パン、と手を払って美琴は二人に笑いかけた。

「ごめんね、突然」

「いえー、いつものことじゃないですか」
以下略



35: ◆InfI0vlg76
2014/04/01(火) 12:26:31.09 ID:V7PLv1990
佐天は慌てて顔を上げて、

「あ、いえ!」

なんでもないです、と言おうとした瞬間、頭がざわついた。
以下略



36: ◆InfI0vlg76
2014/04/01(火) 12:28:24.18 ID:V7PLv1990
「逆に言うと、ボロを出しにくい…例えば、精神系の能力者とかならリスクはかなり下がるのではありませんの?」

基本的に、この街の生徒は能力者も多いとはいえ子供である。詐欺行為などを働こうと思い作り話をすれば、どこかにわざとらしさが混じる。事情聴取などをされても完全に自然さを装うことは不可能に近い。

だが、他者の心と触れ合うことをメインとする精神系能力者は、まず『相手を観察する』しある程度理解することが能力の前提となる。そのため、人間が元来持っている観察能力が必要に応じて高められているのだ。これを応用することによって、『自分を観察する』ということもできるのである。
以下略



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