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2014/06/30(月) 09:43:50.15 ID:aFMIt3ru0
07
「女子9番近藤美穂さん」
近藤美穂(女子9番)は暗い表情で席を立ち上がり、デイパックを受け取った。
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2014/06/30(月) 09:44:24.33 ID:aFMIt3ru0
35
俺はーーとんでもないことをしてしまった。
取り返しのつかない、大変なことを。
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2014/06/30(月) 09:45:31.30 ID:aFMIt3ru0
34
大下弥生(女子5番)は3号館付近にある草の茂みの中に隠れていた。
数時間前に幼馴染の伊月伴太(男子2番)に声をかけられた。
伴太は武器を持っていなかった。
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2014/06/30(月) 09:46:10.97 ID:aFMIt3ru0
「や、よい……」
幼馴染の声がする。
でも、動けない。
誰が、こんなことーーー。
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2014/06/30(月) 09:46:54.10 ID:aFMIt3ru0
「次、悲鳴上げたらあんたと伊月君[ピーーー]から」
伴太の首元に矢を突き付けると、顔面全体が血塗れの弥生は震えながらコクコクと頷いた。
「さあて、お次は……」
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2014/06/30(月) 09:47:20.41 ID:aFMIt3ru0
33
「あっ……」
休憩しようと公園へ立ち寄った本戸麻耶(女子13番)は動きを止めた。
目の前で、誰かが倒れていた。
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2014/06/30(月) 09:47:58.89 ID:aFMIt3ru0
32
二回目の放送後、ようやく河瀬美希(女子7番)は動き出した。
ここでじっとしてても仕方ない。
燎子と朋美を探さなきゃ!
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2014/06/30(月) 09:48:36.08 ID:aFMIt3ru0
「[ピーーー]、政府全員、殺してやる……!」
美希が拳を握り締め、強い決意をしたときーー。
「美希?」
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2014/06/30(月) 09:49:04.70 ID:aFMIt3ru0
31
光井春奈(女子15番)は特に目的もなく、エリア中央にある公園の中にあるベンチに座っていた。
「はぁ……これからどうしよ」
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2014/06/30(月) 09:50:02.02 ID:aFMIt3ru0
30
六木成美(女子16番)と本島誠太(男子15番)は保健室から移動し、2号館3階の教室へ隠れていた。
桃園歩美(女子17番)が死んでから成美はずっと泣き続けていたが、今は泣き止んで眠っている。
しかし、目が覚めれば、きっと、また泣き喚くだろう。
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2014/06/30(月) 09:50:43.53 ID:aFMIt3ru0
「だ、だって、その……なんか漏れそう、なんだもん……嫌でしょ? 漏らすとこ……見るのは」
「んっ……」
「……ちょ、何悩んでんのよ!」
ボカッと成美の鉄拳制裁を受けた。
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