202: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2014/04/23(水) 12:09:12.80 ID:VukTWdSA0
詰襟「それだ」
金髪「それか」
203: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2014/04/23(水) 12:10:04.44 ID:VukTWdSA0
最後に何か、聞いてはいけないような、聞くべきではないような、そんな遺言を授かってしまったような、そんな気分だった。
とはいえ、果たして俺が生きていられるのか、そこが問題だ。
最後の金髪の攻撃は、確実に俺を殺す一手。
204: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2014/04/23(水) 12:10:36.95 ID:VukTWdSA0
ムム「あぁ、だってそりゃ消すよ。死んだ人は死んだんだ。残したりはしない」
詰襟「……巻き添えを食らったやつらもか?」
205: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2014/04/23(水) 12:11:10.17 ID:VukTWdSA0
詰襟「なら、待てばいいのか?」
ムム「それもたるいよね。観客も、飽きるだろう。ボクたちも時間を跳躍するよ」
206: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2014/04/23(水) 12:11:41.20 ID:VukTWdSA0
「……」
同情しているのだろうか? 俺が? らしくもない。
ただ、ここでこいつを殺すことが、正義に悖るとは思わなかった。
207: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2014/04/23(水) 12:12:12.63 ID:VukTWdSA0
ムム「さぁ! 正田公正! 『悪即斬』! きみの願いをかなえてあげよう!」
詰襟「俺の、願い」
208: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2014/04/23(水) 12:14:22.72 ID:VukTWdSA0
投下は以上になります。
次回の投下でおしまいになる予定です。お待ちください。
今晩にwikiにビジュアル更新や記載の更新を行う予定です。
209: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2014/04/29(火) 17:00:36.32 ID:5HLYTs2y0
―――――――――――――――――――――――――――――――
ムム「うくく」
ムム「うはは」
210: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2014/04/29(火) 17:01:02.24 ID:5HLYTs2y0
詰襟「てめぇ、騙しやがったな!」
跳ね起きる。
わお、そんな元気がどこにあるのさ。
211: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2014/04/29(火) 17:01:40.62 ID:5HLYTs2y0
詰襟「くそったれ、この、てめぇは許さん、殺す、ぶっ殺す!」
握り締めた木刀がかたかた震えるほどの力を込めた詰襟は、気概だけは超一流だ。しかし惜しむらくは体がそれについてこないということ。
両足が取れてちゃなにもできるはずがないよ。
212: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2014/04/29(火) 17:05:13.81 ID:5HLYTs2y0
「有言実行、しましょうか」
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