過去ログ - 阿良々木暦「たかねデイフライ」
1- 20
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/23(水) 18:45:11.67 ID:KjY5e/6Q0

僕が甘かった。ケーキだけに。

巷で大流行するようなケーキ屋が、二十四時間営業の牛丼屋のように男が入りやすい外装をしている訳がないのだ。
要約すると、僕の目の前には女の子女の子した外装の、ファンシーでキュートな店が立ちはだかっていたのである。
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/23(水) 18:46:52.27 ID:KjY5e/6Q0

「この度はまこと、ありがとうございまふ、あなたひゃま」

テーブルに回転寿司かと突っ込みを入れたくなる程の量の皿を積み上げ、ケーキを頬張りながら四条は器用にも礼を言った。

以下略



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/23(水) 18:49:09.23 ID:KjY5e/6Q0

「ではあとけぇきせっとを三つ、というところで妥協いたしましょう」

「妥協って言葉の意味はなんだっけ!?」

以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/23(水) 18:51:07.49 ID:KjY5e/6Q0

「そうだな、また今度、事務所の面子を全員誘って食事に行こうか」

「ええ、あなた様のおごりで」

以下略



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/23(水) 18:52:36.43 ID:KjY5e/6Q0

「な ……!」

そこには、十二分に異様と呼べる程の異変が四条の身に起こっていた。

以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/23(水) 18:54:11.91 ID:KjY5e/6Q0

――という一連の出来事があり、今日で早くも三日目を迎えていた。

しかし単純にものが食べられなくなる、というだけの怪異で良かった。
全く食べられないにしても三日ならば人間生きられるだろうし、放っておいても良かったのだが……さすがに胃袋とやる気が直結していそうな四条を三日断食させるのは少々可哀想だ。
以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/23(水) 18:56:34.41 ID:KjY5e/6Q0


004


以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/23(水) 18:59:08.42 ID:KjY5e/6Q0

「四条……彼女に僕の手から食事を与えているのは怪異対策だ。
 今の彼女は自分の手では何も食べられない。
 一昨日から始めて今日終わる」

以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/23(水) 19:02:04.66 ID:KjY5e/6Q0

「…………っ!?」

「残念、芯が短かったようね」

以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/23(水) 19:04:10.03 ID:KjY5e/6Q0

……まあ、僕がちゃんとしていればいいだけの話だし、いいか……。
星井の身の安全の為にも絶対に誘惑されないよう心に留めておこう。

と、それよりもだ、
以下略



53Res/51.27 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice