過去ログ - とある科学の合成合唱<カンタータ>
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3:おしゃべりはやめて、お静かに  ◆wapTtVzPxk[sage saga]
2014/04/25(金) 21:21:09.13 ID:tU3kNuw60

「――でしょ? じゃあやっぱり」

「もう、佐天さんったら――」

以下略



4:神の時こそいと良き時  ◆wapTtVzPxk[sage saga]
2014/04/25(金) 21:21:59.30 ID:tU3kNuw60

「侵入者個人に対して最も有効な魔術の組み込みに成功しました。これより特定魔術『聖ジョージの聖域』を発動、侵入者を破壊します」

 インデックスの両目から発現した二つの魔法陣、それを爆発させる歌が響き渡る。

以下略



5:偽りの希望  ◆wapTtVzPxk[sage saga]
2014/04/25(金) 21:22:46.17 ID:tU3kNuw60

 昔のことだ。二文字の名字と三文字の名前を持つ、一人の少年がいた。

 周りより少しスキルが上なだけという彼の平和な自己認識は、ほんのささいな口喧嘩から崩れ去る。

以下略



6:サルダナパールの死  ◆wapTtVzPxk[sage saga]
2014/04/25(金) 21:23:41.12 ID:tU3kNuw60

「楽勝だ、レベル5」


 一〇月九日は楽演都市の表側に住まう者たちには――少しばかり事件の多い――ただの休日だった。一方、楽演都市の裏側を知る者たちには血腥いお祭り騒ぎのような日だった。
以下略



7:忠実な羊飼い  ◆wapTtVzPxk[sage saga]
2014/04/25(金) 21:24:30.11 ID:tU3kNuw60

 ――これより、楽演都市に『ヒューズ=カザキリ』が出現します。
 ――関係各位は不意の衝撃に備えてください。


以下略



8:目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声  ◆wapTtVzPxk[sage saga]
2014/04/25(金) 21:25:30.11 ID:tU3kNuw60

『もう分かっているわね。キミにできる事はただ一つ。――――処分なさい、その子を殺す事で、世界を守るのよ』

 遠くで声が聴こえる。全力で走っているように胸が痛い。呼吸をするだけで喉が切れるようだ。

以下略



9:  ◆wapTtVzPxk[sage saga]
2014/04/25(金) 21:26:52.63 ID:tU3kNuw60



□▼□▼□□▼□▼□▼□□▼□▼□□▼□▼□▼□

以下略



10:星の王  ◆wapTtVzPxk[sage saga]
2014/04/25(金) 21:27:32.91 ID:tU3kNuw60

 その時。
 フランスのモン=サン=ミシェル修道院の尖塔が割れ、眠っていた鐘が引き上げられた。

 その時。
以下略



11:心と口と行いと生きざまを以て  ◆wapTtVzPxk[sage saga]
2014/04/25(金) 21:28:12.61 ID:tU3kNuw60

 常人には不可能な呼吸を行い、体内全体で振動を大きく振るわせ発せられる特殊な音声。彼は気づいていただろうか。自分が行っていることは紛れもない魔術であることを。

 体中の血管が破裂しながら自己主張する。崖下に命が転がり落ちていくところを幻視した。しかし彼は進むことしか考えなかった。それまで持っていたあらゆるものをかなぐり捨ててでも、たった一つの命を救うために。

以下略



12:黄金色の雨のごとく  ◆wapTtVzPxk[sage saga]
2014/04/25(金) 21:29:33.42 ID:tU3kNuw60


 歌がきこえた気がした。


以下略



13:  ◆wapTtVzPxk[sage saga !orz_res]
2014/04/25(金) 21:31:38.46 ID:tU3kNuw60
こんな感じの設定で真面目に書こうとしてたんだけど、次のシーンが思い浮かんでしまったせいで真面目に書く気が無くなった。

全部はまづらのせい。



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