過去ログ - エルフ「私の前に道はない 私の後ろに道は出来る」
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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/19(月) 21:14:22.01 ID:pv4zQ/550

しかし彼女は、ことここに至っても自らが悪いのかどうか、理解していなかった。

どうして皆は、この素晴らしさが分からないのか

以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/19(月) 22:16:50.49 ID:1rIm78CZ0

そこには、これまで彼女が見たことのないドワーフ族の文化の一端が記されていた。


鍛治や彫金、錬金に精製術と、その羊皮紙からはドワーフが高い技術を持っていたことがうかがい知れた。
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/19(月) 22:21:23.35 ID:Tgj+gmvDO
僕の前に道はない
僕の後にも道はない
ここは どこだ


18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/19(月) 22:21:26.55 ID:rj8h28bl0
なんだこれすごく続きが気になるぞ


19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/19(月) 22:50:54.58 ID:I8EsbEOH0

その頃になると、エルフの少女は自分がどうも火の扱いに長けていることに気が付いた。

窯の火力を強くしすぎたと思った瞬間、手をかざしたら火が途端に消えたのだ。

以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/20(火) 00:18:55.25 ID:Mz3vbnMm0

もう里のエルフは、火を操り、黒い煙をあげる少女のことをすっかり邪悪なものとして扱っていた。

ススにまみれて、髪も肌も服も真っ黒になって生活する彼女のことを
揃って悪魔だの、"暗闇(ダーク)に堕ちた者(エルフ)"だのとそしった。
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/20(火) 01:30:11.92 ID:SLRhk/We0

そんな日は来ることもないまま、五十とも百年ともつかない年月が経っていった。

その間、ずっと彼女は誰とも接することなく、一人で窯の火に没頭する日々を過ごしていた。

以下略



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/20(火) 01:33:24.82 ID:Mz3vbnMm0
とりあえず一旦切り
釜だったり竈だったり書いてますが
大体は窯の間違いです。


23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/20(火) 08:26:46.54 ID:gVRF1GzZo
おつー
これは大正の前の話か


24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/20(火) 13:52:09.88 ID:CDZmvwe00

少女はその日、手に入れた人間の文書の翻訳をしていた。

この頃になると彼女は時折、森を抜け出て人の街まで行き、
新聞の切れ端や捨てられた本なんかを拾って、その文章の翻訳に注力していた。
以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/20(火) 14:09:46.85 ID:CDZmvwe00

エルフ長「抑え込め!何としてもこれ以上、里を荒らされるわけにはいかぬ!」

「「はっ!」」

以下略



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