112:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:49:26.79 ID:ZCMl8Sjg0
桜「ひ・・・!!!」ウプッ
QB「おっと、グロテスクだったかい?悪かったね」キュップイ
平然と自分の死体を平らげ、2人の前に降り立つキュウべぇ。
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2014/06/07(土) 23:50:18.52 ID:ZCMl8Sjg0
ほむら「・・・それについては、後で全部説明するわ。今は、美樹さやかを何とかしないと」
桜「そうだ・・・、さやかちゃん、何所に行っちゃったんだろう?」
ほむら「・・・場所の検討はついているわ。まどかと合流して向かいましょう」
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2014/06/07(土) 23:50:54.42 ID:ZCMl8Sjg0
杏子「いた!さやかだ!」
見滝原市街地からやや離れたところにある、ある駅のホーム。
そこに据えられたベンチに、1人座っているさやか。
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2014/06/07(土) 23:51:48.01 ID:ZCMl8Sjg0
さやか「結局あたしは何が大切で、何を守ろうとしてたのか。
・・・何もかも、訳わかんなくなっちゃった」
ゆっくりと、さやかの膝上で握られていた手が開く。
そこにあったのは・・・真っ黒に濁りきった、さやかのソウルジェム。
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2014/06/07(土) 23:52:19.59 ID:ZCMl8Sjg0
―あたしって、ほんとバカ―
さやかの目から零れた涙が、手の上にあった"物"へと零れ落ちる。
その瞬間。
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2014/06/07(土) 23:53:05.69 ID:ZCMl8Sjg0
周囲に広がるのは、水の中のコンサートホールのような空間。
その空間の主である魔女、その姿は、中世の騎士のような鎧を纏った人魚。
杏子「何だテメェ!さやかに何をしやがった!?」
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2014/06/07(土) 23:53:41.31 ID:ZCMl8Sjg0
ほむら「手を離さないで。そうすれば、貴方達の時間も止まってしまう」
小狼「これは・・・時間が止まっているのか」
左腕でさやかを抱え、右腕でほむらの手を掴みながら考える。
119:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:54:30.37 ID:ZCMl8Sjg0
杏子「そんなの待てるか!今すぐ説明しろ!
あの魔女は何だ!?さやかはどうなっちまったんだ!?」
マミ「暁美さん、もったいぶらないで?お願いだから・・・」
120:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:55:03.40 ID:ZCMl8Sjg0
〜ほむらの家〜
ほむらの家に着いた一行は、テーブルを囲んで座った。
さやかの体は寝室のベッドに寝かせておいた。
121:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:55:34.71 ID:ZCMl8Sjg0
全員が、ゴクリ、と唾を飲む。
ほむら「結論から言うと、美樹さやかのソウルジェムは・・・
グリーフシードに変化した後、魔女を産んで消滅したわ」
122:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:56:16.40 ID:ZCMl8Sjg0
まどか「そんなのって・・・さやか、ちゃん・・・」ポロポロ
桜「そんな・・・、そんなのって無いよ!ひどすぎるよぉ・・・」
小狼「さくら・・・」
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