28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 22:37:13.35 ID:ZCMl8Sjg0
 そういった訳で、小狼は別行動を取っている。 
 少し、彼がいない事への寂しさと不安を覚えるが、すぐに振り払う。 
  
 桜「小狼くんだって頑張ってるんだ!私も頑張らなきゃ!」 
  
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2014/06/07(土) 22:37:40.54 ID:ZCMl8Sjg0
 マミが飲んでいたカップを置き、笑顔で話す。 
  
 マミ「3人とも、準備はいいかしら?」 
  
 さやか「はい!さっき体育館倉庫から拝借してきました!」 
30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 22:38:46.24 ID:ZCMl8Sjg0
 マミを先頭に、街の中を歩いてゆく。 
 桜も気配を探ってみるが、先日感じた"魔女の気配"も、今のところは感じられない。 
  
 マミ「そもそも魔女っていうのは・・・」 
  
31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 22:39:37.41 ID:ZCMl8Sjg0
 さやか「ま、マミさんっ!」 
  
 マミ「大丈夫、気を失っているだけよ。 
 それより魔女はビルの中ね。追い詰めるわよ!」 
  
32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 22:40:54.28 ID:ZCMl8Sjg0
 マミ曰く、"魔女の口付け"と呼ばれるものが原因らしいが、解けたのであれば大丈夫だろう。 
  
 マミ「どうだったかしら?魔法少女体験は」 
  
 さやか「すっごくカッコよかったです!マミさん!」 
33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 22:42:21.18 ID:ZCMl8Sjg0
 少し時間は遡り、学校からの帰り道。 
 小狼は桜と別行動を取り、暁美ほむらを追っていた。 
  
 小狼(・・・いた!) 
  
34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 22:43:08.38 ID:ZCMl8Sjg0
 小狼「っておい!話があるんだ」 
  
 ほむら「ごめんなさい、急いでるから」 
  
 まるでこちらの言う事を聞く気が無い。 
35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 22:43:54.16 ID:ZCMl8Sjg0
 ―小狼説明― 
  
 ほむら「そう。面白い話ね」 
  
 小狼「・・・信じてくれるか?」 
36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 22:45:01.40 ID:ZCMl8Sjg0
 小狼「・・・いや、違う」 
  
 ほむら「なら忠告。キュウべぇの甘言に耳を貸して、 
 後悔することが無い様にって、伝えておいてくれるかしら」 
  
37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 22:45:49.15 ID:ZCMl8Sjg0
 小狼の実家である李家は、香港ではかなりの力を持つ一族だ。 
 その力は政界にも及んでいるらしく、小狼も小さい頃から色々な政治家達と接してきていた。 
  
 つまり、相手の考える事には人一倍敏感なのだ。・・・相手が大人の時に限り。 
 だから小学校の時は、同級生の山崎のホラによく騙されていた。 
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