過去ログ - モバP「怪談をしよう」
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/20(金) 23:11:22.84 ID:e5IvpnBoo
裕子「これはテレポートですねぇ……」

幸子「まぁ確かにサイキックですけど……」

みく「失敗してるにゃ」
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11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/20(金) 23:11:49.22 ID:e5IvpnBoo
P「でも怪談っぽくないからダメだな。もっと怖いのにしよう。
 話を一つ。山のペンションでの話。

ある山に友人達と旅行しにいった男性がいた。予約した宿は山の中にあるペンション型の宿泊施設で
水道ガス電気は通ってるが、食事などは自炊するというものだった。しかしいざ受付に行ってみると
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12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/20(金) 23:12:15.23 ID:e5IvpnBoo
「開けて」「開けて」「開けて」「開けて」「開けて」「開けて」「開けて」「開けて」「開けて」
「開けて」「開けて」「開けて」「開けて」「開けて」「開けて」「開けて」「開けて」「開けて」
「開けて」「開けて」「開けて」「開けて」「開けて」「開けて」「開けて」「開けて」「開けて」
「開けて」「開けて」「開けて」「開けて」「開けて」「開けて」「開けて」「開けて」「開けて」
「開けて」「開けて」「開けて」「開けて」「開けて」「開けて」「開けて」「開けて」「開けて」
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/20(金) 23:12:43.26 ID:e5IvpnBoo
気付けば朝になっていた。どうやらあの後、失神してしまったようだ。男性は友人達を起こし、すぐに受付
に向かい、宿を引き払った。化け物を見たと話すと、受付は
「見ただけなら無害だからお祓いとかは大丈夫ですよ」
と答えた。そうは言っても気になるので後日、寺で無理を言ってお祓いをしてもらった。

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14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/20(金) 23:13:14.95 ID:e5IvpnBoo
「…………」

P「普通の足に何人分もの人間の塊なんか付けてたらそりゃバランスも悪いだろうな。ははは」

桃華「あのまだ続けまして?」
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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/20(金) 23:13:44.11 ID:e5IvpnBoo
P「じゃあ次の話するか。山は話したから海の話だ。
 話を一つ。盆の海の話。

お盆の海に近づいてはいけないってのは一回ぐらい聞いた事はあると思う。霊は水場に集まるって言う
しな。盆という時期柄引き込まれるというイメージがついたのかもしれない。もしかしたら盆にはクラゲが
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16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/20(金) 23:14:10.42 ID:e5IvpnBoo
庭の縁側にはいくつかの壷が並んでおり、何かよくわからないものがその壷を一個ずつ開けているのが
見えた。光源はトイレの灯りと月の光ぐらいしかないのになぜか縁側に並んでおかれたたくさんの壷
やそれを一個ずつ丁寧に蓋を開けているそれの姿もはっきり見えた。それは白い石を纏った餅のような
形をしており、表面は濡れていた。体から飛び出た二本の細く白い棒のような腕で丁寧に壷の蓋を開けて、
中身を体の上でひっくり返している。中から出てきた白い石のようなものを吸収すると代わりに、体に付いて
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17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/20(金) 23:14:35.98 ID:e5IvpnBoo
裕子「え、終わりですか? この後、救いがあったり……」

P「ないよ。いつだって話はハッピーエンドなわけではないんだ」

桃華「……Pちゃま。もうそろそろお開きにしてもよろしいのでは?」
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18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/20(金) 23:15:42.45 ID:e5IvpnBoo
P「まだあるんだ。次の話をしよう。
 話を一つ。夢の話。

少女は夢を見ていた。汽車に乗っている夢だ。
木造で出来た車内と体が沈むような柔らかい深緑色の椅子。車内はとても静かだがだいぶ混んでいて、自分の
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19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/20(金) 23:16:12.30 ID:e5IvpnBoo
その日も夢の話を友人にして不思議だよねと話すといつもより神妙な顔で
「古い数字だけが書かれた切符か……」
と独り言のように呟く。少女には友人が何を言っているのかよくわからなかった。
「まもなく到着です」
どこからかそんなアナウンスが聞こえてきた。向かいの老人が立ち上がる。窓の外で流れる風景が段々とゆっくりに
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