過去ログ - 結城晴「待ってろよ」
1- 20
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/12(土) 00:47:21.77 ID:w/26O5Id0

この子とこういう関係になったのは、何と言うか、なし崩しというかそんな感じだ。
こんな年端もいかない少女となし崩しにそうなるのかと言われればおかしな話だが。
でもそう形容するしか無い。雪崩込むように、俺と晴の関係は始まったんだ。

以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/12(土) 00:48:11.19 ID:w/26O5Id0

そういう扱いを受けたせいか、逆に誰かの面倒を見てあげたいなんていう厄介な欲求を俺は持ってしまった。
直接的に、見てわかるように人を愛したいなんて欲求を持っていた。
だからこの子と何とか信頼関係を築こうと俺は頑張った。男の子っぽいけれど妹みたいに慕ってくれたらな、なんて淡い期待を抱きつつ。
そうして何だかんだと仕事をこなしていく内に、晴は俺に懐いてくれた。家が近所だった為、暇な時は遊びに来るくらい懐いてくれた。
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/12(土) 00:49:04.30 ID:w/26O5Id0


「じゃあ許可取れば良いんだろ」


以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/12(土) 00:49:34.43 ID:w/26O5Id0

最初はちょっと冷めたような子だなぁとは思っていたが、そんな事は無かった。
むしろ末っ子という性質故か、中々に甘えてくる性格だった。ただ単に俺自身が子供っぽくて絡み易かったのかも知れないが。

そんな風に晴と休日を過ごすようになって、晴の前ではあまり飲もうとしなかった酒を珍しく飲んでいた日の事だった。
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/12(土) 00:50:28.00 ID:w/26O5Id0

なんだよこのデカイ瓶焼酎ってヤツか、なんて言いながら晴は胡坐をかいた俺の膝に手を乗せて、体を乗り出して瓶を掴んでしげしげと見つめていた。
焼酎じゃなくて日本酒だよ、と言いながら俺は晴の方を――無意識に少し視線を落しながら――無防備に向いてしまった。
その時に俺は見てしまった。緩んだシャツの合間から桃色の突起物を。

以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/07/12(土) 00:50:54.89 ID:NY+tgc8R0
晴ちんハァハァ


17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/12(土) 00:51:04.94 ID:w/26O5Id0


「おい、そんな一気に飲むと危ないんじゃねぇのか? テレビでよく言ってるぜ」


以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/12(土) 00:51:35.39 ID:w/26O5Id0

晴って、こんな綺麗だったのか。見つめているうちにアルコールに毒された俺はそんな事を考えていた。
目は吊りあがってるという訳でも無く、垂れているという訳でも無い。なのに何だか優しげで、目の端が柔らくて女性っぽくて。
髪も綺麗で、笑う時はやっぱり可愛くて。いじってやると恥ずかしさに顔を赤らめて、それもとても女の子らしくて可愛くて。

以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/12(土) 00:52:10.40 ID:w/26O5Id0


「こ、こっちばっか見んなよ……き、気味悪いだろ……って、なぁ、もう平気なのか?」


以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/12(土) 00:52:36.99 ID:w/26O5Id0


「よぉ、返事しろってー。きーてんのかよー」


以下略



414Res/282.51 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice