過去ログ - 結城晴「待ってろよ」
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13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/12(土) 00:49:04.30 ID:w/26O5Id0


「じゃあ許可取れば良いんだろ」


以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/12(土) 00:49:34.43 ID:w/26O5Id0

最初はちょっと冷めたような子だなぁとは思っていたが、そんな事は無かった。
むしろ末っ子という性質故か、中々に甘えてくる性格だった。ただ単に俺自身が子供っぽくて絡み易かったのかも知れないが。

そんな風に晴と休日を過ごすようになって、晴の前ではあまり飲もうとしなかった酒を珍しく飲んでいた日の事だった。
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/12(土) 00:50:28.00 ID:w/26O5Id0

なんだよこのデカイ瓶焼酎ってヤツか、なんて言いながら晴は胡坐をかいた俺の膝に手を乗せて、体を乗り出して瓶を掴んでしげしげと見つめていた。
焼酎じゃなくて日本酒だよ、と言いながら俺は晴の方を――無意識に少し視線を落しながら――無防備に向いてしまった。
その時に俺は見てしまった。緩んだシャツの合間から桃色の突起物を。

以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/07/12(土) 00:50:54.89 ID:NY+tgc8R0
晴ちんハァハァ


17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/12(土) 00:51:04.94 ID:w/26O5Id0


「おい、そんな一気に飲むと危ないんじゃねぇのか? テレビでよく言ってるぜ」


以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/12(土) 00:51:35.39 ID:w/26O5Id0

晴って、こんな綺麗だったのか。見つめているうちにアルコールに毒された俺はそんな事を考えていた。
目は吊りあがってるという訳でも無く、垂れているという訳でも無い。なのに何だか優しげで、目の端が柔らくて女性っぽくて。
髪も綺麗で、笑う時はやっぱり可愛くて。いじってやると恥ずかしさに顔を赤らめて、それもとても女の子らしくて可愛くて。

以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/12(土) 00:52:10.40 ID:w/26O5Id0


「こ、こっちばっか見んなよ……き、気味悪いだろ……って、なぁ、もう平気なのか?」


以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/12(土) 00:52:36.99 ID:w/26O5Id0


「よぉ、返事しろってー。きーてんのかよー」


以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/12(土) 00:53:22.51 ID:w/26O5Id0


駄目だなこれは。好きなんだ。


以下略



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/12(土) 00:54:07.43 ID:w/26O5Id0

晴の匂いがもっと強く感じられる。その匂いを吸う度に喉の奥が焼けるように切なくなる。泣きたくなる。
炊きつけられたように一つの感情が増えていく。それは爆ぜて、もう抑えが利かない。

ようやく理性を取り戻した時、俺は晴に覆いかぶさって無理やりキスをして、晴を泣かせていた。
以下略



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