2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/12(土) 00:35:07.00 ID:w/26O5Id0
「な、なぁ」
玄関で靴を履く途中、くいっと俺の袖が引っぱられた。
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/12(土) 00:36:23.76 ID:w/26O5Id0
「こんな格好って、別に外から見たらどうとも無いよ」
「で、でもさ……」
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/12(土) 00:38:03.88 ID:w/26O5Id0
「こ、こんな……こんなので、外、出たらヤバイだろ……だ、だから……や、やめようって……」
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/12(土) 00:39:56.72 ID:w/26O5Id0
「久しぶりだからしたかったけどな……晴が嫌だって言うならしょうがない」
「べ、別に……こんな事しなくったって、すりゃいいだろ……普通に」
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/12(土) 00:41:03.15 ID:w/26O5Id0
「……それ着て、ちょっとコンビニ行くだけだよ。ね? それが終わったら……」
「お、終わったら……なんだよ」
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/12(土) 00:43:01.87 ID:w/26O5Id0
「二週間もしてないでしょ?」
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/12(土) 00:43:45.08 ID:w/26O5Id0
「じゃあ……あれしよっか、ゆっくりするヤツ。晴の、一番好きなヤツ。あれをいっぱい」
「あ、あれ?」
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/12(土) 00:45:18.95 ID:w/26O5Id0
「じゃあ行こうか」
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/12(土) 00:46:51.46 ID:w/26O5Id0
目を潤ませながら晴は心配そうに俺を見つめる。こんな怯えた姿も可愛い。
俺はそんな晴の手を握り、玄関を開けて清涼とした北風の吹く外へと足を踏み出した。
晴は俺に手を引かれ一歩、外へ足を踏み出した。
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/12(土) 00:47:21.77 ID:w/26O5Id0
この子とこういう関係になったのは、何と言うか、なし崩しというかそんな感じだ。
こんな年端もいかない少女となし崩しにそうなるのかと言われればおかしな話だが。
でもそう形容するしか無い。雪崩込むように、俺と晴の関係は始まったんだ。
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