159: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/08/28(木) 14:43:26.62 ID:IQ7B33obo
あたしがボーっとしている間に、圭ちゃんは伯父さんから紙袋をひとつ受け取っていた。
圭一「それじゃ、また来ます、店長さん」
店主「はいよ!魅音ちゃんを泣かすなよ、圭一くん!」
160: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/08/28(木) 14:44:49.91 ID:IQ7B33obo
圭一「今もらってきたこれ、なんだけ―――」
「は、はう〜〜〜っ!!」
どこからか聞こえてきた暴走モードのレナの声が、圭ちゃんの言葉を遮った。
161:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/28(木) 14:46:21.06 ID:6xtugg0tO
待ってた!
162: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/08/28(木) 14:46:40.71 ID:IQ7B33obo
魅音「―――記憶はそこで途絶えている……」
詩音「……大体分かりました」
気が付いた時には、あたしは家へと戻って来ていた。
163: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/08/28(木) 14:48:27.96 ID:IQ7B33obo
詩音「………お姉自身は、今日のデートはどうだったんですか?」
魅音「ど、どうだったって言うのは?」
詩音「手ごたえがあったのかどうかですよ、もちろん」
164: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/08/28(木) 14:50:09.56 ID:IQ7B33obo
詩音「まあ、いいです。それで、今後の事なんですが」
あたしの抗議をさらりと受け流し、詩音は話し続ける。
詩音「多分、もう私がどうこうする必要はないと思われます。あとはお姉自身が、巡って来るチャンスをモノに出来るかどうかだと思いますよ」
165: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/08/28(木) 14:51:41.52 ID:IQ7B33obo
それから、詩音は二つ目の作戦を話し始める。
詩音「明日一日だけ、入れ替わりましょう」
魅音「うん、それで?」
166: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/08/28(木) 14:53:18.57 ID:IQ7B33obo
――――――
Side-詩音
翌日、お姉から聞いたいつもの待ち合わせ場所で圭ちゃん、レナさんと合流する
167:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]
2014/08/28(木) 14:54:42.80 ID:Ol6n19Iu0
魅音が詩音のふりはできそうにないが……
本編とか出あたっけ?
168: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/08/28(木) 14:55:10.65 ID:IQ7B33obo
詩音「どしたの、圭ちゃん?なーんか戸惑ってるみたいだけど」
その紙袋には気付いていない振りをしながら、圭ちゃんに声を掛けてみる。
レナ「圭一くん?どうしたのかな、かな?」
169: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/08/28(木) 14:58:33.69 ID:IQ7B33obo
詩音「ちょっと、どうしたのさ圭ちゃん?まさか、昨日の続きでもしようっての〜?」
茶化し気味に、そう聞いてみる。
圭一「……はぁ。何のつもりだ、詩音?」
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