8: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/07/22(火) 02:35:12.67 ID:HYyZ8GF2o
詩音「まずひとつ確認しておきたいことがあります。お姉は圭ちゃんの事、好きなんですよね?」
魅音「だっ、だからっ……!」
言い訳をしようとするが、詩音の真面目な雰囲気を感じ取り、あたしもそれに答えることにする。
9: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/07/22(火) 02:37:30.10 ID:HYyZ8GF2o
詩音「はぁ……だから、圭ちゃんの事が好きなら現状のままじゃダメなんじゃないですかって言いたいんですよ、私は」
魅音「そ、そんな事言ったって、あたしだってどうすればいいのかわかんないし……」
詩音「エンジェルモートで圭ちゃんとはち合わせた時は、私の名を語って積極的に迫ったんでしょう?あの時と同じようにやればいいじゃないですか」
10: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/07/22(火) 02:41:01.00 ID:HYyZ8GF2o
詩音「だったら、勇気を出してもう一歩歩み寄ってみたらどうですか?私は応援しますよ、お姉の事」
魅音「詩音……あんた……」
詩音「なんですか、お姉?」
11: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/07/22(火) 02:43:02.36 ID:HYyZ8GF2o
詩音「お姉の方から歩み寄る勇気が出ないって言うのでしたら、私が協力してもいいですよ?圭ちゃんは激鈍だし、お姉は超が付くほどの奥手なんですから……このまんまだと、何の進展も無くお姉は卒業しちゃいますよ?」
魅音「卒業……そうか、そうだよね……」
詩音に指摘され、そう遠くない未来の事を思い描く。
12: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/07/22(火) 02:45:13.86 ID:HYyZ8GF2o
――――――
詩音「帰ってきましたか、お姉?」
魅音「………う、うん。ごめん」
13: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/07/22(火) 02:47:47.34 ID:HYyZ8GF2o
詩音「そういう不安を覚えるのは、お姉と圭ちゃんの間に成立しているのは現時点では『友情』だからですよ」
魅音「どういう……こと?」
詩音「ただの友達なら、離れ離れになってしまったら記憶が薄れてしまうかもしれない。お姉から圭ちゃんへは友達以上の感情を持っているんでしょうが、現時点ではそれは一方通行。
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/22(火) 02:47:57.66 ID:t2k7aFYLP
K1と魅音の年齢ってどうなってったっけ?
同い年だっけ?1歳違いだっけ?
15: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/07/22(火) 02:49:39.65 ID:HYyZ8GF2o
詩音「なら、その不安を払拭するにはどうしたらいいか?ここからが本題ですよ、お姉」
魅音「お、おうっ!」
詩音「今までお姉はいいだけ回り道をして来ているから、私は単刀直入に言わせてもらいますけど。ズバリ、恋人同士になっちゃえばいいわけです」
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/22(火) 02:49:45.87 ID:oH9+iesTo
いっこ上だった気が。
ワイがポニテ属性になったのは間違いなく魅音のせい…
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage ]
2014/07/22(火) 02:53:41.01 ID:gFlANhzb0
>>14
魅音は圭一より一個上よ…
18: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/07/22(火) 02:54:03.98 ID:HYyZ8GF2o
詩音「どうしてそんなに驚くんですか、お姉?極々自然な流れだったと思いますけど?」
魅音「ま、待って、いくらなんでも話が飛躍しすぎてない、詩音!?そりゃ、圭ちゃんと恋人同士になれたら素敵だなって思うけど、でも、そんな……あたしたちにはまだ早いって言うか、そのぉ……」
詩音「まあ落ち着いてください、お姉」
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