31:オータ ◆aTPuZgTcsQ[saga]
2014/08/25(月) 23:36:25.75 ID:HDd5UF4lO
「どういう事だって聞いてんだよ!」
なんて答えたらいいか分からない。
32:オータ ◆aTPuZgTcsQ[saga]
2014/08/25(月) 23:37:56.15 ID:HDd5UF4lO
死体を抱えたまま、五代目のもとへ向かおうとするナルトをとめ、監察医のところへよった。
そして執務室にたどり着いた俺は、扉を叩いた。
33:オータ ◆aTPuZgTcsQ[saga]
2014/08/25(月) 23:39:46.91 ID:HDd5UF4lO
今日は疲れてしまった。
座っている気力すらない。
俺は床に横になった。
34:オータ ◆aTPuZgTcsQ[saga]
2014/08/25(月) 23:42:01.51 ID:HDd5UF4lO
「カカシさん。牢にお戻り下さい」
温度のない声が、廊下に響く。
35:オータ ◆aTPuZgTcsQ[saga]
2014/08/25(月) 23:43:56.09 ID:HDd5UF4lO
里を抜けるのがこんなに簡単な事だとは思わなかった。
拍子抜けしてしまったほどだ。
もしかしたら五代目は俺の味方なのかもしれない。
36:オータ ◆aTPuZgTcsQ[saga]
2014/08/25(月) 23:46:16.64 ID:HDd5UF4lO
キョガクの家からそれほどかからず、森の奥にたどり着いた。
木の葉はまだ、調査には来ていないらしい。
俺は血まみれの地面に目を凝らした。
37:オータ ◆aTPuZgTcsQ[saga]
2014/08/25(月) 23:48:05.71 ID:HDd5UF4lO
今確かめなきゃいけないのは、ナルトがどこから医者を連れてきたか、だ。
地元の医者なら、キョガクについて何か聞けるかもしれない。
数分走り続けていると、カラザクリニックという看板を見つけた。
38:オータ ◆aTPuZgTcsQ[saga]
2014/08/25(月) 23:50:00.87 ID:HDd5UF4lO
俺はキョガクについて、話をふった。
「そうですね。
風邪やインフルエンザの時なんかは、よく来ていただいていました。
なのに、あんなことになるとは……」
39:オータ ◆aTPuZgTcsQ[saga]
2014/08/25(月) 23:52:50.52 ID:HDd5UF4lO
「息子さんは8才の頃に亡くされたそうです」
「8才ですか。随分と早いですね」
「戦禍に巻き込まれたのだと聞きました。
40:オータ ◆aTPuZgTcsQ[saga]
2014/08/25(月) 23:54:17.59 ID:HDd5UF4lO
今日はなんとか手持ちの金で収まったが、明日以降はどうなるか分からない。
情報収集がてら、とりあえずツテを頼ろうと布団の中で決めた。
41:オータ ◆aTPuZgTcsQ[saga]
2014/08/25(月) 23:56:24.59 ID:HDd5UF4lO
それから数時間後、宿屋から出た俺は、数キロ離れたパチンコ店を目指すことにした。
簡単な地図を辿りながら、初めて通る道の先に、見慣れた建物が見えてきた。
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