過去ログ - 勇者(Lv99)「死にたくても死ねない死なない俺と、殺そうにも殺せない殺したい魔王」
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2014/09/07(日) 19:46:40.40 ID:cp5pogPl0
自分の息遣いが、いやに大きく聞こえる。
女戦士「……」
女戦士は震える体を何とか抑えつけようと、両手で体を抱いた。
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2014/09/07(日) 19:47:11.25 ID:cp5pogPl0
時間にして10分ほどたっただろうか。
女戦士は、戦場のど真ん中に立ち、あたりを見渡した。
岩の森とも言われるこの岩礁地帯には、10メートルを超える岩石がいくつも無造作に転がっていた。
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2014/09/07(日) 19:47:44.09 ID:cp5pogPl0
勇者不在の半年の間に、魔物の進撃は行われ、現状世界の7割は魔族の手に落ちた状況であった。
しかし、解放された勇者の働きにより、魔物の勢力図は瞬く間に後退する。
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2014/09/07(日) 19:48:17.04 ID:cp5pogPl0
女戦士「やーみんな、ただいまー」
女戦士は朗らかに笑いながら、村の人々に手を振った。
広間に集まっていた村人たちが、一様に驚きの目で、女戦士を迎えた。
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2014/09/07(日) 19:49:30.98 ID:cp5pogPl0
村人(男)「本当に……勇者なのか?」
村人(男)は、疑わしげな視線を、勇者へ向ける。
女戦士「ほら、勇者様、なんか証拠だして、このままじゃ村のみんなが信じてくれないよう」
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2014/09/07(日) 19:50:12.49 ID:cp5pogPl0
勇者の腕を抱いたまま、女戦士は勇者を無理やり引きずってゆく。
村人達も茫然とその姿を見送っていた。
村人(男)「相変わらずだな……あいつは」
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2014/09/07(日) 19:57:43.55 ID:cp5pogPl0
しばらくの沈黙の末、勇者が口を開く。
勇者「……わざとらしいな」
弟「! ……あのっ」
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2014/09/07(日) 19:58:09.24 ID:cp5pogPl0
女戦士「……!」
扉を開けたすぐ横で、腰の剣に手をかけた女戦士と目があった。
勇者「…騙しうちでどうにかなると思ったのか?」
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2014/09/07(日) 19:59:27.79 ID:cp5pogPl0
山奥の洞窟、勇者はそこでひたすらに待った。
ここで来るかどうか、それが、何よりも大事だった。
女神の信徒には、ある特徴がある。
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2014/09/07(日) 20:01:18.59 ID:cp5pogPl0
僧侶をこっそり司祭の家に帰した勇者は、すぐさま行動を起こした。
勇者の号令によって急遽開かれた会議、突然の招集にもかかわらずその席には国王をはじめ、国の中枢を担う人物たちが集まっていた。
皆が会議室の下座に立つ勇者に視線を向ける。
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