過去ログ - 勇者(Lv99)「死にたくても死ねない死なない俺と、殺そうにも殺せない殺したい魔王」
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2014/09/08(月) 21:03:14.76 ID:YtpFI3Ae0
クレーターの中央、うずくまるように倒れる勇者を見つめ、魔王は目を細める。
勇者「……くそ」
以下略
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2014/09/08(月) 21:05:20.17 ID:YtpFI3Ae0
魔王は、魔王城の前に残した影の前に瞬間移動する。
勇者「!」
魔王(この状況にだけ関していえば、貴様も想定内なのだろう?)
以下略
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2014/09/08(月) 21:06:58.64 ID:YtpFI3Ae0
側近「お見事です」
いつの間にか魔王の背後に立つ側近が口開く。
魔王「……いや、違う」
以下略
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2014/09/08(月) 21:14:37.16 ID:YtpFI3Ae0
勇者のひと蹴りで、大地が爆散する。
側近の目の前、激突する魔王と勇者。
その余波を前に、側近の体が宙に浮かび、歪に折れ曲がった。
以下略
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2014/09/08(月) 21:15:50.55 ID:YtpFI3Ae0
勇者の狙いは明白であった。 魔王など後回しにし、魔王の間に到達することである。
魔王の間には、破壊されては困る何かがある、それがなんなのかまではわからない。
しかし、魔王は明らかにその場所を庇うように戦っている。
以下略
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2014/09/08(月) 21:17:50.27 ID:YtpFI3Ae0
魔王「!」
勇者とは反対方向に突き進む反撃の雷撃弾が、魔王の胴体に着弾する。
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2014/09/08(月) 21:18:55.07 ID:YtpFI3Ae0
勇者「……」
勇者は左手で右手の前腕を支えるように持ち、右腕でまっすぐ構えた銃剣に全魔力を集中させると、再度引き金を絞った。
銃剣の剣先から放たれる雷を纏った直径10mの円柱状の光線が、大気を焼き切りながら魔王城へ向け突き進む。
以下略
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2014/09/08(月) 21:20:14.65 ID:YtpFI3Ae0
勇者「究極回復魔法」
落下の過程で勇者の体が光に包まれ、やがて全快した勇者が光から飛び出し、巨大なクレーターの一部に着地する。
勇者「……」
以下略
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2014/09/08(月) 21:21:04.61 ID:YtpFI3Ae0
勇者は歩く、その道を下りた先に、渦があった。
人ひとりを飲み込めるほどの大きさの赤い渦。
旅の扉と呼ばれるワープ装置だ。
以下略
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2014/09/08(月) 21:22:06.00 ID:YtpFI3Ae0
旅の扉を潜った先、淀んだ空気と瘴気を前に、勇者は顔をしかめた。
周囲に目を配ると、どこかの建物の中であることがわかる。
石造建築の祠かなにかなのだろう。台形にせり上がった祭壇のような場所に立つ勇者は、背後を見、赤い渦を確認しながらそう思考する。
以下略
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2014/09/08(月) 21:27:36.08 ID:YtpFI3Ae0
大魔王「……」
大魔王は冷ややかな視線で、魔力が切れ、息も絶え絶えながら跪く魔王を見つめた。
女の魔王「よく生きてもどってこれたわね」
以下略
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