過去ログ - 希「死なんといてね、ことりちゃん」ことり「知らないの?…私は死なない」
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298:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/02(木) 00:05:26.51 ID:CuN4TVtpo
待ってた


299: ◆Qe7X7xrNvI[saga]
2014/10/02(木) 00:18:53.54 ID:ZhD9akc7o
その日は、私にとって初めてのことばかりだった。


まず、誰かの家に入ったのが、初めてだった。

以下略



300: ◆Qe7X7xrNvI[saga]
2014/10/02(木) 00:33:02.52 ID:ZhD9akc7o
「げほっ、げほっ…。ご、ごめんな、さい…」


ちょっとでも粗相をすれば、追い出されると思って萎縮した。…けど。

以下略



301: ◆Qe7X7xrNvI[saga]
2014/10/02(木) 00:47:24.41 ID:ZhD9akc7o
「何がいけないって言うのよ!どういう子だって同じじゃない!」

「で、ですがお嬢様…」

「私はもうお嬢様じゃない!…組織のトップなのよ」
以下略



302: ◆Qe7X7xrNvI[saga]
2014/10/02(木) 00:50:20.73 ID:ZhD9akc7o
「えっと、自己紹介がまだでしたね」

「私の名前は、真姫。錦野真姫」

「あなたは…、っと。名前なかったんだっけ。いつもの癖でつい…」
以下略



303: ◆Qe7X7xrNvI[saga]
2014/10/02(木) 00:57:18.17 ID:ZhD9akc7o
「うーん…、フミコ…?いやぁ…。ミカ、って感じでもないし…」



名前がないと、呼びづらい。
以下略



304: ◆Qe7X7xrNvI[saga]
2014/10/02(木) 01:02:54.11 ID:ZhD9akc7o
それから数時間。

他愛のない話をしつつ、私の名前を考えてたら。


以下略



305: ◆Qe7X7xrNvI[saga]
2014/10/02(木) 01:16:44.76 ID:ZhD9akc7o
真っ暗の中考える。

自分は今一体、どこにいるのかと。

このふかふかとした感触は。
以下略



306: ◆Qe7X7xrNvI[saga]
2014/10/02(木) 01:30:55.62 ID:ZhD9akc7o
「私ね、生まれつきカラダが弱くて」

「というか、錦野家は代々、生まれながらにして不治の病を患っているっていうのがあってね」

「みんな、50歳も行かずに死んじゃうのよ」
以下略



307: ◆Qe7X7xrNvI[saga]
2014/10/02(木) 01:45:46.97 ID:ZhD9akc7o
…。

それで、終わり?


以下略



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