過去ログ - 春香「ガンプラマイスター?」
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1:♯2233
2014/09/18(木) 16:20:54.86 ID:emFs4VfGO

 私、天海春香は緊張でカラカラになった口の中をツバで潤して、フッと息を吐いた。

 同時に、操縦桿をグッと押し出し、フットペダルを踏み込む。
背部のスラスターを吹かしながら、先ほどまで身を隠していた[ピザ]リから姿を現す。

熱紋を探知したのか、距離五百程離れた場所に居た、黄色の彩色が成された【ガンダムエクシア】が、
その右腕にマウントされていたGNソードを展開しながら距離を詰めてきて、それを横薙ぎに振り込んだ。
ビームサーベルでいなし、左腕に持っていたシールドを叩きつけて距離を取る。
ビームライフルを掴み、引き金を引く。

コンマ秒差で銃口から放たれたビームをシールドで受けたエクシアからの通信が入る。

『春香、なかなか強いの!』

「美希もね!」

 エクシアに乗る少女――星井美希と短く意思疎通を終わらせると、
私は操縦桿のスイッチで武装を切り替え、背部にマウントされていたバズーカを展開し、放った。

ビームよりは明らかに遅い速度、だがしかし当たれば確かな破壊力を持つそれを、
美希はかわしながら接近する。


SSWiki : ss.vip2ch.com



2:♯2233
2014/09/18(木) 16:22:29.82 ID:emFs4VfGO

バズーカがデ ブリ郡に着弾。無重力の海を漂う破片の嵐が、美希のエクシアを襲うが、美希はかまわずこちらに進む。

GNビームライフルが三連射される。それぞれ、頭部、脚部、コックピットを正確に狙っている。

以下略



3: ◆bA3jMfAQJs
2014/09/18(木) 16:25:44.23 ID:emFs4VfGO
酉が上手く付けれてなかった上にデ ブリの回避忘れましたが>>1です。
遅まきながら注意事項を。

・長文アリ
・ガンプラ×アイマスのSSになります。苦手な方はごめんなさい。
以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/09/18(木) 16:26:54.78 ID:Fa1Kbta90
E-mail欄にsagaって打ち込むと文字化け回避されるよ
C


5: ◆bA3jMfAQJs[sage]
2014/09/18(木) 16:29:20.38 ID:emFs4VfGO
>>4 支援ありがとうございます。凄く有りがたい情報もありがとうございます!気長に見て頂ければ幸いです。


6: ◆bA3jMfAQJs[sage]
2014/09/18(木) 16:31:19.90 ID:emFs4VfGO
765プロは、東京都某所に存在する、アイドルプロダクションだ。

私、天海春香はそのアイドルプロダクションで、アイドルをやっている。
765プロの事務所は、古びたビルの三階にある小さな所だが、私はそこがお気に入りだった。

以下略



7: ◆bA3jMfAQJs[sage]
2014/09/18(木) 16:33:24.64 ID:emFs4VfGO

 プロデューサーさんが、私を前にして一言問いかけてくる。

「さて、さっそくで悪いが、春香はガンダムを知っているか?」
「はい?」
以下略



8: ◆bA3jMfAQJs[sage]
2014/09/18(木) 16:35:00.38 ID:emFs4VfGO

「どこに行くんですか?」
「模型屋」

 さっそく「そんじょそこら」な名前が出てきて、私は頭を車にぶつけてしまう。
以下略



9: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/09/18(木) 16:36:45.13 ID:emFs4VfGO

「それが、RX-78-2 ガンダムだ」
「えっと、ただのガンダムじゃないんですか? アールエックスとか、なんとか……」
「それを語らせるか? 二時間はそのまま立って聞いて貰うぜ?」
「あ、いえ、やっぱいいです」
以下略



10: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/09/18(木) 16:40:03.37 ID:emFs4VfGO

 その、今着ている物がパイロットスーツと言うらしい。
 プロデューサーさんのは、黒を基調に赤をアクセントとして加えている、格好いいスーツだった。

「パイロットスーツを着るのが決まりなんだ。衝撃をリアルに再現してるからな。着なきゃ危ない」
以下略



11: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/09/18(木) 16:43:11.29 ID:emFs4VfGO

「あれの口元が開くんだ」

 先にプロデューサーさんが中に入り、その球体をカパッと開けた。

以下略



12: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/09/18(木) 16:46:16.26 ID:emFs4VfGO

『出撃を開始します』

 耳元のスピーカーから声が聞こえる。
 すると、ジジッとノイズが一瞬だけ聞こえ、その後『春香、聞こえるか?』とプロデューサーさんの声が聞こえる。
以下略



13: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/09/18(木) 16:49:35.36 ID:emFs4VfGO

「あ……遊んでばかりもいられないや」

 プロデューサーさんを探さなければ――そう考えて、カメラを左右に動かしていると『ピピピッ』と警報が鳴り響いた。

以下略



14: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/09/18(木) 16:51:09.17 ID:emFs4VfGO
「面白ーいっ!」

 バッと身を乗り出しながら、フットペダルを強く踏み込み操縦桿を押しだした。

機体が前面に加速し、ダークハウンドを強く押し出す。
以下略



15: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/09/18(木) 16:53:12.84 ID:emFs4VfGO

「お疲れ様、春香」

 ゲーム筺体から身を出した私にタオルを差し出して出迎えてくれたのは、プロデューサーさん――では無かった。

以下略



16: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/09/18(木) 16:54:36.77 ID:emFs4VfGO

「ねぇねぇ、いおりんはやっぱスローデヤバイにすんの?」
「スローネドライ! 私の場合は、ファンの多くが望んでるって言った方がいいでしょうね」
「伊織ちゃん、アニメの時ノリノリで演じてたものねぇ」
「べ、別にノリノリじゃないわよネーナは!」
以下略



17: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/09/18(木) 16:57:08.33 ID:emFs4VfGO

「伊織は、さっき言ってたガンダムにするの?」
「ええ、以前ガンダムのアニメに、声優として参加した時に乗った機体よ。これね」

「えっと、ガンダムスローネドライ……何か赤くてカッコイイ機体だね。シャーでも乗ってるの?」
以下略



18: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/09/18(木) 16:58:44.72 ID:emFs4VfGO

「ガンダムには、三十年近い歴史があるが、その中には、時代や世界観が繋がってない物も多数ある。

 だがその中で共通するものは、全てにモビルスーツと呼ばれる存在があり、そのプラモは、今もなお人気がある、という事だ。

以下略



19: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/09/18(木) 17:01:17.42 ID:emFs4VfGO

 プロデューサーさんがそう声をかけると、竜宮の三人も、私の隣で彼の言葉を待つ。

「ガンプラには、いくつか種類が存在する。まずは一番オーソドックスな、HGだ」

以下略



20: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/09/18(木) 17:04:43.21 ID:emFs4VfGO

「にひひっ、じゃあ私はそのPGって言うのを選んで良いのね?」

 伊織が、そう言ってPG売り場の方に向かおうとするのを、律子さんが遮る。

以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/18(木) 17:05:26.56 ID:dFxnVSfFo
バンダイすれ期待


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