過去ログ - にこ「余命幾許もない私と」真姫「私」
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◆gDTYF1szXU
[sage saga]
2014/09/26(金) 01:05:59.98 ID:/Uy9lH6OO
真姫ちゃんは一体、何を言っているのだろう。
顔を真っ赤に染め、上目遣いでこちらの様子を窺ってくる目の前の少女は、確かにかわいいと思った。
けれど、それだけ。
以下略
3
:
◆gDTYF1szXU
[sage saga]
2014/09/26(金) 01:06:48.62 ID:/Uy9lH6OO
私の身体に異変が起こったのは、高校二年の夏休みのことだった。
家を空けることの多い母に代わって妹達の世話を焼いていた私は、昼食の調理中に刃物で指先を切ってしまった。
傷は思ったよりも深くて、すぐさま真紅の血液が溢れ出る。慌てた私は急いで処置を施して、そうして何とか事なきを得たかに思えた。
以下略
4
:
◆gDTYF1szXU
[sage saga]
2014/09/26(金) 01:07:39.66 ID:/Uy9lH6OO
点滴の管にまみれて目覚めた私に告げられたのは、白血病というありふれた病名だけ。
それに対する有効な治療法も、自分に残された時間も知らされず。
けれど病室ですすり泣く母の様子を目にすれば、他の言葉など必要ないことに気付かされた。
以下略
5
:
◆gDTYF1szXU
[sage saga]
2014/09/26(金) 01:08:28.48 ID:/Uy9lH6OO
数日後、私に退院の許可が下りた。まだ暫くは入院の必要もないという。
けれど、勘違いしてはいけない。完治することは絶対にないと、主治医からは強く念を押されていた。
手の施し様はない代わりに、当面の生活に大きな支障もないというわけで。全くもって都合の良い話だと思った。
以下略
6
:
◆gDTYF1szXU
[sage saga]
2014/09/26(金) 01:09:40.16 ID:/Uy9lH6OO
夏休みが明けて二学期が始まる。
学校ではいつもひとり。その方が気楽で良い。笑顔で明るく振る舞う必要がないから。
放課後の部室で流れる緩やかな時。誰にも侵されることのない静寂が心地よい。
以下略
7
:
◆gDTYF1szXU
[sage saga]
2014/09/26(金) 01:10:35.83 ID:/Uy9lH6OO
食事の度に服用する薬の量は日に日に増えていった。
少しの運動ですぐに息が切れてしまう。
一日の終わりには体がだるくなったり、熱っぽくなることもあった。
以下略
8
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2014/09/26(金) 01:12:04.84 ID:P2sarM4IO
にこまきとかいうニワカ大好きカプ
9
:
◆gDTYF1szXU
[sage saga]
2014/09/26(金) 01:12:12.23 ID:/Uy9lH6OO
今回は以上です。にこまき成分はこれから増える予定
10
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2014/09/26(金) 01:19:52.83 ID:Yf2lfYCy0
キャラ[
ピーーー
]なよ精神異常者
こういうキチガイはいつかやらかす
11
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2014/09/26(金) 01:37:29.68 ID:NbDPHJ9Yo
乙
12
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2014/09/26(金) 05:08:55.60 ID:pHh7q3AsO
やったぜにこまきだぜごり押しの時間だぜ
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