過去ログ - にこ「余命幾許もない私と」真姫「私」
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37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/18(土) 13:33:13.26 ID:K43eu8GZo
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待ってる


38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/22(水) 23:34:28.51 ID:8xC3j5PeO
にこまき伝説

52 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします sage 2014/08/15(金) 22:58:37.86 ID:tWBoJ/tMO
にこまき以外考えられない
にこまき以外増えて欲しくない
以下略



39: ◆gDTYF1szXU[sage saga]
2014/10/26(日) 01:45:17.62 ID:SyN6Q9a4O
「真姫ちゃんの具合が悪そうだから、家まで送って帰るわね」

5分ほど前の、にこの言葉。

その宣言通り、屋上からは仲睦まじげに手を繋いで下校する二人の背中が見えた。
以下略



40: ◆gDTYF1szXU[sage saga]
2014/10/26(日) 01:46:10.04 ID:SyN6Q9a4O
「……どうして」

冷めるどころか止めどなく溢れだしてくる熱に煽られるように、我慢できなくなった私は言葉を絞り出す。

「どうして今日になって、私と付き合う気になったの?」
以下略



41: ◆gDTYF1szXU[sage saga]
2014/10/26(日) 01:46:36.99 ID:SyN6Q9a4O
「なっ……」

やっとのことで吐き出した言葉も途切れがちになって。

「なに言ってんのよ!」
以下略



42: ◆gDTYF1szXU[saga]
2014/10/26(日) 01:47:18.46 ID:SyN6Q9a4O
真姫ちゃんが泣き止むのを待ってから。

「それじゃ帰るわよ」

「う、うん……って、ちょっと!?」
以下略



43: ◆gDTYF1szXU[saga]
2014/10/26(日) 01:47:56.84 ID:SyN6Q9a4O
握られていた腕に、不意に力を込めてみれば。

「あっ───」

スルリ、と。
以下略



44: ◆gDTYF1szXU[saga]
2014/10/26(日) 01:48:38.50 ID:SyN6Q9a4O
しっとりと濡れた体温に包まれた指先は、けれどそれを心地よいとさえ知覚した。

(真姫ちゃんのこと、本当に好きになれたら良かったんだけど……)

先程とは逆に、今度は真姫ちゃんが私の腕を引いて歩く。
以下略



45: ◆gDTYF1szXU[saga]
2014/10/26(日) 01:51:14.45 ID:SyN6Q9a4O
今回はここまで。


46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/26(日) 19:40:27.75 ID:MtUrpHEyo



47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/27(月) 02:10:01.82 ID:GkPhKoVUO
まきちゃん


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