過去ログ - 【銀と金】森田鉄雄は絶望の城へと拉致されました 第二部【賭博黙示録カイジ】
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2014/10/06(月) 10:20:56.25 ID:DMfbvU0b0
※福本伸行作品より「銀と金」と「賭博黙示録カイジ」のSS
※前作、銀と金の森田がカイジのエスポワールに乗ることになった場合のお話の続き
※続編は書かないと言いましたが、プロットがまとまったので書きます。ただし、これが最後。完結編。
SSWiki :
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2014/10/06(月) 10:24:43.30 ID:DMfbvU0b0
あの夜……帝愛グループの主催した希望の船のクルーズで森田鉄雄は生還を果たす。
狂気と策略が交差した地獄の中で体験した出来事が夢であったと思うような現実の世界へ森田は戻ってきたのだ。
それから4ヵ月後……1996年、7月――
以下略
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2014/10/06(月) 10:27:52.88 ID:DMfbvU0b0
美緒「あら、森田くん。いらっしゃい」
明穂「お、ちょうど良い所に!」
以下略
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2014/10/06(月) 10:29:29.39 ID:DMfbvU0b0
美緒「ねぇ、森田くん。来週の13日から三日ほど時間は空いてる?」
森田「ん? ……まあ、空いてると言えば空いてるが」
以下略
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2014/10/06(月) 10:30:49.83 ID:DMfbvU0b0
こうしてトントンと話は進み、森田は美緒たちと一緒に旅行へ行くことになった。
出発は来週の土曜日13日の夕方……。朝昼の便が予約できなかったため、出発は夜となる……。
だがそんな森田たちの近くで密かに話を聞く強面の男が二人……。
以下略
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2014/10/06(月) 10:32:31.05 ID:DMfbvU0b0
そして7月13日、土曜日の夕方……。
森田はいつものバッグを片手に美緒ら三人の女性たちとの待ち合わせ場所に向かって人通りの疎らな街中を歩いていた。
以下略
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2014/10/06(月) 10:34:39.78 ID:DMfbvU0b0
森田「……! な、何だ!」
先ほどから森田の後方より数メートルに1台の車が徐行しながら忍び寄っていたのだが、森田はそれに気がつかなかった。
その車が突如森田のすぐ背後まで進み出ると中から二人の黒服が現れ、いきなり森田を取り押さえてきたのだ!
以下略
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2014/10/06(月) 10:35:53.63 ID:DMfbvU0b0
???「それは向こうに着いてからのお楽しみさ」
森田「お、お前……は……え、遠藤……」
以下略
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2014/10/06(月) 10:36:59.96 ID:DMfbvU0b0
遠藤「今夜、あるパーティがウチのグループの主催で行われる。その参加者を一週間ほど前から60人ばかり集めていたんだ」
森田「パー……ティ……?」
以下略
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2014/10/06(月) 10:38:08.54 ID:DMfbvU0b0
遠藤「悪く思わんでくれよ。パーティの元締めが、お前さんに是非参加してもらいたいって望んでいるからな。船での活躍が気に入られたらしいな」
つまり帝愛の幹部か何かがそのパーティを盛り上げるための逸材として、エスポワールから生還した森田を選んだということか。
悪党の楽しみのために利用されるなど、冗談ではない。
以下略
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2014/10/06(月) 10:39:17.25 ID:DMfbvU0b0
午後8時30分――
京葉新都心に位置するそこはかつてのバブルにおいて開発された人工都市。
しかし、バブルの崩壊と共に都市計画は破綻し見捨てられた、言うならバブルの残骸そのものに等しいゴーストタウン……。
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2014/10/06(月) 10:40:37.64 ID:DMfbvU0b0
森田「うっ……」
地下3階の駐車場……。そこにはこれから行われるのであろう、帝愛グループ主催のパーティに参加する人間たちが集まっていた。
その数およそ30人ほど……。エスポワールの時と同じく、帝愛に多額の負債を負っている者たち……。
以下略
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2014/10/06(月) 10:41:39.56 ID:DMfbvU0b0
???「くくく……。何だ、森田も来ていたのか」
森田「さ、西条……」
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2014/10/06(月) 10:42:38.68 ID:DMfbvU0b0
それから1時間が過ぎ……駐車場には次々とパーティの参加者たちが集まってくる。
中にはやはりエスポワールで見かけた参加者たちもちらほらと見かけられる。
森田(あいつらは……)
以下略
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2014/10/06(月) 10:44:58.46 ID:DMfbvU0b0
カイジ「佐原……! お前も敵だ!」
さらにカイジは金の短髪の男を見つけるなり、彼にも敵であることを宣言する。
彼は佐原誠。カイジが少し前までアルバイトをしていたコンビニの同僚。しかし、色々あって二人ともそこでのアルバイトを辞めている。
以下略
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2014/10/06(月) 10:46:56.47 ID:DMfbvU0b0
森田「何だよそれ……」
森田、カイジの堕落に呆れ返る……。自分もまた無気力な日々を送っていたので似たようなものだが。
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2014/10/06(月) 10:48:08.56 ID:DMfbvU0b0
森田(60人も集めて一度にやるのはその1/5……ってことは、エスポワールの時みたいな大きなギャンブルじゃないってことか?)
白服「では挙手を! このギャンブルの第一陣に希望する者は挙手を!」
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2014/10/06(月) 10:49:24.89 ID:DMfbvU0b0
遠藤「奴の言う通りだな。早いうちに参加しておかないと、後々不利になるだけだぜ。それに見な。他の奴らを……」
森田「くっ……」
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2014/10/06(月) 10:49:24.89 ID:DMfbvU0b0
遠藤「奴の言う通りだな。早いうちに参加しておかないと、後々不利になるだけだぜ。それに見な。他の奴らを……」
森田「くっ……」
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2014/10/06(月) 10:50:30.12 ID:DMfbvU0b0
森田「み、美緒……!?」
森田、驚愕……! 何とその身柄を拘束されていたのは本来、今日から一緒に旅行へ行くことになっていはずの伊藤美緒……!
おまけに明穂と由香理まで黒服に拘束され、連行されてきているではないか。
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2014/10/06(月) 10:51:34.42 ID:DMfbvU0b0
〜回想〜
数時間前……待ち合わせ場所へ向かう途中だった由香理……。
以下略
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