21: ◆J9pjHtW.ylNB[saga sage]
2014/10/26(日) 17:41:55.83 ID:nePH+j+AO
僕は真っ赤になりながら彼女の手に触れた
一瞬冷たい感触がしたが、手のひらは温かかった
22: ◆J9pjHtW.ylNB[saga sage]
2014/10/26(日) 17:43:48.29 ID:nePH+j+AO
少女「君のお母さんは、なんだか可愛い感じの人だな」
男「そう?」
男「見た目が若いだけで中身は完全にオバサンだよ?」
23: ◆J9pjHtW.ylNB[saga sage]
2014/10/26(日) 17:47:07.43 ID:nePH+j+AO
僕が適当に冷蔵庫から飲み物を出していると母が何かと聞いてくる
どんな子か、何が好きか
24: ◆J9pjHtW.ylNB[saga sage]
2014/10/26(日) 17:51:11.29 ID:nePH+j+AO
母「それじゃ彼女さんは爆弾娘って呼ばれてるの?」
男「転校してきて初日に『爆発する』って言い出してさ」
母「恥ずかしすぎて爆発しそうになることあるわね〜」
25: ◆J9pjHtW.ylNB[saga sage]
2014/10/26(日) 17:58:01.15 ID:nePH+j+AO
もうすぐ彼女の家に着いてしまう
その前にまた公園に立ち寄ろう
二人で居たい
26: ◆J9pjHtW.ylNB[saga sage]
2014/10/26(日) 18:00:29.27 ID:nePH+j+AO
少女「頬にだよ!」
男「あ〜あ、女に話しちゃったか〜」
友「世界中の人に知られるぞ」
27: ◆J9pjHtW.ylNB[saga sage]
2014/10/26(日) 18:02:17.72 ID:nePH+j+AO
女友「爆発ごっこ」
男「流行ってるの?」
眼鏡「少女ちゃんがどっかーんと言ったら皆がリアクションしないといけない禁断の遊び」
28: ◆J9pjHtW.ylNB[saga sage]
2014/10/26(日) 18:05:49.35 ID:nePH+j+AO
男(本当に爆発したらどこにいても助からないだろうな)
男(でも、彼女が爆発しなきゃいけない日は来ない)
男(彼女の秘密が守られるか、追っ手と僕が戦えばいい)
29: ◆J9pjHtW.ylNB[saga sage]
2014/10/26(日) 18:08:39.86 ID:nePH+j+AO
紅葉が始まったとニュースで流れ始めた
僕らはついに二人で山登り計画を実行に移すことにした
まず僕の部屋で細かい計画を話し合う
30: ◆J9pjHtW.ylNB[saga sage]
2014/10/26(日) 18:11:31.05 ID:nePH+j+AO
何か信憑性が増した気がする
彼女の説明は淀みがなかったし矛盾点も僕には感じられなかった
しかしそうなると、彼女を狙う者も一人や二人ではあるまい
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