過去ログ - 叢雲「私たち、何のために・・・」 提督「・・・それが俺たちさ」
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13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/11/03(月) 11:04:08.52 ID:iATp4sHh0
「駆逐って言うから、エレン見たいなの想像したんだけど」

「俺はエレンと言うとプリキュアしか想像できない」

「!?」
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/11/03(月) 19:36:07.62 ID:iATp4sHh0
「現在、世界を取り巻く深海凄艦の脅威は諸君ら国民の生活に直接、大きな影響を与えていると言うわけでは無い。しかし、そこまで影響を与えないように活動している我々各鎮守府や、艦娘について、少しでも理解していただけたなら幸いだと思う」

授業時間が終わり、閉めの挨拶に入った。
そう言えば学校での発表以来、こうやって多数に話すことなんてなかった。艦娘は三人だし、俺以外の人間は業者の方たちで直接話すのは数人しか居ない。
艦娘も精神年齢の近い人間と触れ合う機会、というのはなかなか無い。こちらにとってもいい経験になったと思う。
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/11/03(月) 20:29:33.53 ID:iATp4sHh0
「はい、えぇ、了解しました。」
『いや、提督さん、申し訳無い…私としては生徒達に社会情勢を知っていただくいい機会だと思ったのですが…』
「いえ、気持ちはこちらも同じです。ですが今は仕方ないでしょう。それでは失礼します」

溜め息をつきながら受話器を置く。基本的な問い合わせ先は海自沖縄基地隊としていてよかった。その基地隊はいま地獄かも知れ無いが・・・
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/03(月) 21:38:54.80 ID:IBhxQUNn0
瑞鳳の努力を無駄にするなんて鬼!悪魔!ち


17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/03(月) 21:50:26.92 ID:c+hJDciEo
ひろい心で大目に見ようよ、そう言わずに


18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/11/03(月) 22:09:55.13 ID:iATp4sHh0
食堂に瑞鳳を連れて行くと皆が食い入るようにテレビを見ていた。

『先日、沖縄県の中学校で海上自衛隊所属の士官と艦娘を講師とした授業が行われ、大きな反響を呼んでいます。』

ニュース番組のレポーターが俺達が授業を行った中学校の前でマイクを持って話していた。
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/11/03(月) 22:21:05.51 ID:iATp4sHh0
「なに、これ…?」

「アタシ達がやった事、問題になったようね。生徒や先生たちには喜んでもらえたと思うんだけど」

叢雲がむすっとした顔でテレビを見ながら答えた。あまり笑顔を見せない彼女だが、今日はいっそう顔が険しく見えた。
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/11/03(月) 22:27:37.45 ID:iATp4sHh0
『昨日PTA会長や市民団体の団長が校長と対談し「日本も批准しているジュネーブ条約では15歳未満の徴兵は禁じられている。自衛隊のアピールは条約違反では無いか」』
『「艦娘と言う兵器を子供と触れ合わせる事に違和感を感じないのか」「もし艦娘が学校で発砲したらどうなるのか配慮が足りなかったのでは無いか」という質問がされました』
『校長は、校長は「入隊を勧める内容はなかったと報告を受けているし、授業前に私も艦娘と直接話し、兵器である以前に人としての意思を持つ存在だと判断した。武装についても事前に弾薬を抜くなどの措置を講じており、授業内容に問題はなかったと考えている。」と回答しました』
『しかし「反論が多い事は承知しており、今後の教育計画をよりよい物にしていくための参考にする。」と話しております。』

以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/11/03(月) 22:55:02.74 ID:iATp4sHh0
「提督、さっき言ってた中止って、これ?」

「そうだ、批判が大きい状況で続けても悪影響でな。今も沖縄基地隊には苦情の電話が入っているらしい。」

『日本の平和教育上やってはいけないことですよ、これは。兵器と子供を話し合わせるなんて、とんでもない。』
以下略



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/11/04(火) 00:01:39.54 ID:s25o7YW20
「卵は買ったし、他の食材も…うん、こんなもんでいいかな?」

テレビで報道されてから数日。これまで頻繁に行っていた広報任務は中断され、訓練や哨戒をひたすら行う日々の任務に戻った。
私瑞鳳は今日は久々のオフ、自分で料理を作ろうと商店街に買い物に来た。
鎮守府は海上自衛隊沖縄基地隊の隷下で、提督や私たち艦娘。他の職員や妖精さんの食事は海自から出向している主計科の皆さんが作ってくれるけど、たまには自分で料理を作りたくて、誰かに食べてもらうところも見たくて、たまにこうして買い物をするのだ。
以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/11/04(火) 00:04:25.38 ID:s25o7YW20
「これは自分で作るんです!」
「づほちゃん自分で料理もするんだ!えらいえらい!」
「はぁ、家の妹もづほちゃんみたいにいいこだったらな〜家の妹と交換しない?」

「もう、からかわないでよぅ…これでもみんなより年上なの!」
以下略



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