過去ログ - 小説的なやつ
1- 20
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/11/05(水) 20:45:56.69 ID:7XpzpOnTO

「今の大学は、本当は第一志望じゃなかったんだ」

少し考えて最初に思いついたのは大学受験での失敗だった。
一番新しい挫折だった。
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/11/05(水) 20:47:45.10 ID:7XpzpOnTO

「あなたも色々と失敗してるんだね」

「君はどうなの……。
君の叶わなかった夢はなに……」
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/05(水) 20:48:55.63 ID:dzCEmSnwO
見てるで
つ[缶コーヒー]


20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/11/05(水) 20:49:45.06 ID:7XpzpOnTO

3

 夏休みも終わりに近づいて、僕はいい加減地元に帰省することにした。
帰るのにもそれなりに金がかかるし、億劫だったから、盆も帰らなかったけれど、母親が帰省しないならもう仕送りをしないと脅してきた。
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/11/05(水) 20:51:01.65 ID:7XpzpOnTO
>>19
ありがとう!
コーヒーは好きです。


22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/11/05(水) 20:53:11.53 ID:7XpzpOnTO

地元は何も変わってなかった。
僕だけが変わっていた。

帰った日は二年前に亡くなった祖父の仏壇に線香をあげて、少しだけ豪勢な夕食を食べた。
以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/11/05(水) 20:57:42.26 ID:7XpzpOnTO

4

「お別れです。
急でごめんなさい。
以下略



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/11/05(水) 20:59:39.50 ID:7XpzpOnTO

そして私はあなたに会った。

あなたへの言葉は、私への言葉。
私はあなたを鏡として見ていた。
以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/11/05(水) 21:08:24.97 ID:7XpzpOnTO

『あなたと共に過ごす日々が続くこと』

いつの間にかあなたの存在は、私の中で大きくなっていたみたい。
そして、あなたが私のそばにいることは叶わない夢だった。
以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/11/05(水) 21:10:51.84 ID:7XpzpOnTO
epilogue

僕は彼女の残した置手紙を久しぶりに取り出して読んだ。
彼女の癖字が僕の自然となるほどに読んだため、今となっては内容をほとんど覚えている。

以下略



35Res/25.83 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice