過去ログ - 吹雪「迎えを待っていたんです」
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22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/08(土) 21:14:50.67 ID:VTRo6hkco
まぁそうだな、借りたってのも正解だな。事後承諾って形にはなったが漁船を一隻な、ちょちょいと、ほら

今はいいんだよ、細かいことは飛ばそう。そう怒るなよ、急ぎなんだから仕方なかったんだよ


以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/08(土) 21:15:43.48 ID:VTRo6hkco
あいつはそれまでずっと俯いて、海面というか、深海を見ていたんだろうな

鬼と見紛う程の怨念を纏う奴だ、先手必勝しかないと思って除霊の準備を始めたんだ

そしたら急にこっちを向いてな、あいつと目が合っちまった
以下略



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/08(土) 21:16:33.48 ID:VTRo6hkco
「そ、それでどうなったんですか?死んじゃったんですか?」


「阿呆か、死んでたらここにいないだろ。寺の息子が幽霊にってどんな冗談だよ」

以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/08(土) 21:18:33.14 ID:VTRo6hkco
自分の的外れな予想に一斉にツッコまれてとても恥ずかくなります

顔が赤くなるのを自覚し始めると、軍人さんが笑いながら口を開きました


以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/08(土) 21:19:18.12 ID:VTRo6hkco
「あっはっは、そう怒るな。もう無茶はしない」


「俺の話って言ったらこんなところかな、あれが俺の初めての深海棲艦と妖精との対面だ」

以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/08(土) 21:20:08.61 ID:VTRo6hkco
「いや、なに。弁償なんて出来るわけないだろ?だからまぁ、なんだ。妖精がなんとか出来るって言うからな」


「こう、ちょちょいっと頼んだんだよ。そしたらこいつらな、持ち主のことを洗脳したらしくてな」

以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/08(土) 21:20:46.58 ID:VTRo6hkco
ここまでの話を聞いて、さっきまでの話よりずっとオカルトじみた話なのに

それでも信じてしまっている自分がいることに気付きました

漁船の話がその筆頭です、本当にそんなことがあったと思っていないと
以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/08(土) 21:24:18.35 ID:VTRo6hkco
以上で今日の分の投下終了、また誤字脱字があったら指摘お願いします
そろそろ展開読めてきたと思うけど予想はよそうね


30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/10(月) 10:56:33.39 ID:Mqjc4JSzo
「あの、他にも聞いていいですか?」


「おう、なんでも聞け聞け。今なら軍事機密でも喋ってやろう」

以下略



31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/10(月) 10:57:08.58 ID:Mqjc4JSzo
「あぁ、深海棲艦の正体だったな」


「あれは、付喪神の一種だ。成り損ないって言った方が近いかもしれないな」

以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/10(月) 10:58:27.00 ID:Mqjc4JSzo
「彼らはな、多くの人間の感情に晒され過ぎたんだ。時間をかけて愛情を注ぐように霊魂を育てていくはずがそれが出来なかった」


「戦争ってのはあまりに多くの感情が動きすぎるらしい、そのせいで彼らは霊魂の器、霊格とでも言えばいいか」

以下略



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