過去ログ - ほむら「向日葵と傷」
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47: ◆FLVUV.9phY[sage]
2014/12/06(土) 17:27:18.27 ID:x2ueaAjJo




「こんにちわ」
以下略



48: ◆FLVUV.9phY[sage]
2014/12/06(土) 17:28:43.13 ID:x2ueaAjJo

★☆


 ひらり、ひらひ、りらひ。
以下略



49: ◆FLVUV.9phY[sage]
2014/12/06(土) 17:30:04.31 ID:x2ueaAjJo

 出会いは、突然だった。

 いつもと同じように夕暮れどきにパトロールをしていた。
 そして、これまたいつもと同じように魔女の結界を発見して中へと侵入する。
以下略



50: ◆FLVUV.9phY[sage]
2014/12/06(土) 17:31:26.83 ID:x2ueaAjJo

「あれ? 誰か、戦っているのかしら。こっそり入って見学してみようかな」

 半開きになっている鏡の扉をするりとすり抜けて内部へと侵入していく。

以下略



51: ◆FLVUV.9phY[sage]
2014/12/06(土) 17:33:21.91 ID:x2ueaAjJo

「残念、そっちはニセモノさ!」

 そして、杏子の槍が魔女の体を両断する。
 彼女はそれで魔女を倒した気になっている様子で、両手で首の後ろに槍を担ぎあげ、後ろを向いてしまう。
以下略



52: ◆FLVUV.9phY[sage]
2014/12/06(土) 17:34:55.84 ID:x2ueaAjJo

「なるほど、幻惑の魔法。面白い力だわ」

 襲うであろう痛みの代わりにそんな言葉と、ビシッ、というベルトを強く引っ張ったような音が彼女の耳を伝う。

以下略



53: ◆FLVUV.9phY[sage]
2014/12/06(土) 17:36:16.98 ID:x2ueaAjJo

 マミは杏子の体を引っ張り上げ、立たせる。
 どうやら大事は無いようで、すんなりと起き上がることが出来た。
 振り返り、魔女を観察するように睨みつけるマミは疑問を浮かべる杏子の方を向かずに言葉を続ける。

以下略



54: ◆FLVUV.9phY[sage]
2014/12/06(土) 17:37:37.54 ID:x2ueaAjJo

 そうして出会った二人は、志を同じくする者として、次第に中を深めていく。

 時には一緒に出掛け、買い物をした。
 帰りにはもちろん一緒に魔女を倒した。
以下略



55: ◆FLVUV.9phY[sage]
2014/12/06(土) 17:38:58.50 ID:x2ueaAjJo

 悲劇の始まりは、いつなのだろうか。
 佐倉杏子は考える。こんなことになったのは、なってしまったのは何が悪かったのだろうか、と。

 大本の原因は分かっていた。彼女たちが暮らす教会に魔女が結界を張ってしまったことだ。
以下略



56: ◆FLVUV.9phY[sage]
2014/12/06(土) 17:40:40.49 ID:x2ueaAjJo

 だんだんと追い詰めれられていく彼女は、いつしかマミともあまり会わなくなってしまう。
 その行為がますます自分を追いつめてしまうとも気がつかずに。
 けれども、それは仕方のないことだったのかもしれない。

以下略



57: ◆FLVUV.9phY[sage]
2014/12/06(土) 17:42:20.63 ID:x2ueaAjJo

 全てを失くしてしまった少女は、雪景色の中を一人で彷徨い歩く。
 茫然自失とした彼女はそれでも、何かのために戦っていると信じたくて。
 だけれど、信じられなくて、そしてそのままの精神状態で魔女と刃を交える。

以下略



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