4: ◆FLVUV.9phY[saga]
2014/12/13(土) 15:31:52.08 ID:d32EPYEGo
取りあえずお湯を沸かすべく、やかんに水を注ぎ火にかける。
湯が沸くまでの間に歯磨きを済ませてしまおう。そう思い立ち、歯ブラシに歯磨き粉をつけ口に突っ込む。
ブラッシングの軽快な音とコンロの火の音だけが狭い部屋に木霊する。
5: ◆FLVUV.9phY[saga]
2014/12/13(土) 15:32:39.20 ID:d32EPYEGo
☆
青い空に慎ましい雲たちが流れ、それを見下ろす様にふてぶてしく輝く太陽は眩しい。
6: ◆FLVUV.9phY[saga]
2014/12/13(土) 15:33:35.09 ID:d32EPYEGo
「そうだったのね、暁美さん。私応援するわよ!」
「ほ、ほむらちゃん好きな人が出来たの!?」
7: ◆FLVUV.9phY[saga]
2014/12/13(土) 15:34:30.52 ID:d32EPYEGo
「まっ、今はあまり興味もないから、別にどうでもいいわ」
「もぉ、強がっちゃって。そんなほむらもかわいいぞぉ!」
8: ◆FLVUV.9phY[saga]
2014/12/13(土) 15:35:19.82 ID:d32EPYEGo
☆
足元にインキュベーターを連れて魔女の結界をこじ開ける。
見慣れないグロテスクな様相は、目新しくもありつつやはり既視感に囚われる。
9: ◆FLVUV.9phY[saga]
2014/12/13(土) 15:36:14.13 ID:d32EPYEGo
「むしろそうじゃない魔女を教えてほしいくらいだわ」
「ワルプルギスの夜がいい例だったじゃないか。あれは特定のテリトリーを持たないだろう?」
10: ◆FLVUV.9phY[saga]
2014/12/13(土) 15:37:21.23 ID:d32EPYEGo
あぁ、なんてタノシイノ!
戦いは好きだった。だって余計なことを考えなくてもいいから。
そして、辺りが銃弾でボロボロになってようやくと、結界に変化が訪れた。
11: ◆FLVUV.9phY[saga]
2014/12/13(土) 15:38:06.72 ID:d32EPYEGo
うん、これがいいかな。
女子中学生が持つことの出来る重量をはるかに超える機関銃を片手で悠然と取り出した。
そして、爆発。指向性の爆風と爆片が魔女を痛めつける。
12: ◆FLVUV.9phY[saga]
2014/12/13(土) 15:38:56.05 ID:d32EPYEGo
13: ◆FLVUV.9phY[saga]
2014/12/13(土) 15:39:56.64 ID:d32EPYEGo
高鳴る鼓動を押さえつけて家に戻り、服をばさりと、投げ捨てる。
お気に入りのカチューシャもゆっくりと外して、洗面台の横へとしまう。
蒸れたタイツを伝線しないように脱ぎ、ショーツとブラも脱衣して洗濯機へと放り込む。
14: ◆FLVUV.9phY[saga]
2014/12/13(土) 15:40:43.39 ID:d32EPYEGo
「すごい! すごいよ、ほむらちゃん!」
はしゃいだまどかに思い切り頬刷りされた。プニプニとした柔肌の感触が懐かしい。
放心しきったわたしは、成すがままされるがままにまどかに抱き寄せられている。
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