過去ログ - キョン「ペルソナ!」 アイギス「FESであります!」
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96:名無しNIPPER[saga]
2014/12/31(水) 21:49:24.26 ID:gIGEqEoto
妖精。これまた聴きなれない言葉が、妹の口から飛び出す。またなにやらの専門用語か。心当たりはないか、と、天田の顔を見ると、自分も知らないといった風に首を横に振った。

「死神ならうろついてましたけど、妖精なんて知らないです」

「ピンクで空飛ぶ妖精さんなんだよ。お金があれば回復してくれるって言うから、お家から持ってきたお小遣いで治してもらったの。ちょっと足りないけど、特別にって。それに、アイスもくれたんだよ」
以下略



97:名無しNIPPER[saga]
2014/12/31(水) 21:51:13.77 ID:gIGEqEoto

「じゃあ、お願いしま―――」

『あれ、何だろう、これ。……あっ、空間が急激に歪んで……み、皆さん、そこから離れてください!』

以下略



98:名無しNIPPER[saga]
2014/12/31(水) 21:52:26.96 ID:gIGEqEoto

『はい、恐らく……エスケープロードで助けようとしたんだけど、そのシャドウの力なのか、上手くいかないの』

となると、古泉たちが駆けつけるしかない。しかし、風花の力で、中庭へ帰還した後で、本棟の二十三階を目指す……その間、持ちこたえていてくれるだろうか。
……そうだ、それなら。と、古泉は、風花に声を投げる。
以下略



99:名無しNIPPER[saga]
2014/12/31(水) 21:53:17.32 ID:gIGEqEoto

「アイギス!」

その名前を、伊織が叫ぶ。すると、金髪の女性……アイギスがこちらを振り返り、緊迫した表情を僅かに緩めた。

以下略



100:名無しNIPPER[saga]
2014/12/31(水) 21:54:53.91 ID:gIGEqEoto

「アイちゃん、ゆかりっちと休んでな、俺らが引き受ける!」

「いえ、私も戦います。チューインソウルを頂けますか?」

以下略



101:名無しNIPPER[saga]
2014/12/31(水) 21:56:05.23 ID:gIGEqEoto
伊織のペルソナの刃が、シャドウのむき出しの体表に食らいつき、同時に、巨大な火柱が、シャドウの体を包み込むように立ち上った。しかし、いずれも致命傷には至らないようだ。

「決め手に欠けんな」

伊織が舌を鳴らす。その内にも、シャドウは再び電力を集め始めている。
以下略



102:名無しNIPPER[saga]
2014/12/31(水) 21:58:50.63 ID:gIGEqEoto

「召喚シークエンス、『オルフェウス』!」

シャドウの攻撃が止んだ直後、声を放ったのは、アイギスだった。その体から、青い光と共に、竪琴を携えた、男性型のペルソナが現れる。
ペルソナが、竪琴の弦に手を当てた瞬間、わずかに青みがかった光が、古泉たちの体を包み込んだ。
以下略



103:名無しNIPPER[saga]
2014/12/31(水) 22:00:10.41 ID:gIGEqEoto

「アイちゃん? うわ、ちょ、それは」

「ペルソナチェンジ完了……『メタトロン』!」

以下略



104:名無しNIPPER[saga]
2014/12/31(水) 22:01:25.45 ID:gIGEqEoto

「あ、アイちゃんさ。メギドラオンは、一言言ってからって、約束したよな、前」

「すみません、つい」

以下略



105:名無しNIPPER[saga]
2014/12/31(水) 22:03:41.86 ID:gIGEqEoto

「これはこれは。私は、アイギスと申します」

「へ? あ、どうも、岳羽ゆかりです……えっと、何、どういう展開になってんの?」

以下略



106:名無しNIPPER[saga]
2014/12/31(水) 22:04:54.26 ID:gIGEqEoto

―――床が、冷たい。

体温の低下によって、俺の意識は、眠りの底から、現実へと引き戻された。
えーっと……俺は、今、どういう状況に置かれているんだっけ? 一瞬、考えがまとまらず、混乱するが、程なくして、俺は自分が、突然現れた落とし穴に飲み込まれたのだということを思い出した。
以下略



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