過去ログ - キョン「ペルソナァッ!」 クマ「ザ・ゴールデンクマ!」
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10
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名無しNIPPER
[saga]
2015/01/07(水) 18:10:11.30 ID:CL7Y8+DEo
呆然とする俺を他所に、目の前の奇妙な二人組は、俺を賑やかに責め立てる。
なぜこんなところにいるのか。
ようやく、クマの言葉の意味が、俺の脳に染み込んでくる。イコール、知らん。俺が聞きたいくらいだ。なぜ、俺はこんなところにいるのか? いや、それよりも……むしろ。
「お前たちこそ、どうして閉鎖空間の中にいるんだ?」
以下略
11
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/07(水) 18:11:07.59 ID:CL7Y8+DEo
俺の体から溢れ出した、青白い光が、視界を埋め尽くし、髑髏の姿をぼやけさせる。光に染まった視界の中に、一枚のカードが現れた。
『0』と刻まれたカード。
タロットカードによく似たそのカードには、俺の記憶の中でそうだったのと同じ様に、赤黒い肌の、巨大な羽ペンを携えた男の姿が映っていた。
以下略
12
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/07(水) 18:12:06.09 ID:CL7Y8+DEo
―――我は汝、汝は我……
以下略
13
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/07(水) 18:13:34.55 ID:CL7Y8+DEo
「は、入ったクマッ!」
「まだよ、生きてる……何か来るよっ!」
以下略
14
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/07(水) 18:14:18.06 ID:CL7Y8+DEo
「えっ、何っ?」
久慈川りせが、声を上げながら空を見上げる。隣で慌てふためくクマ……で、いいのか? 結局。こいつは。
以下略
15
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/07(水) 18:15:04.16 ID:CL7Y8+DEo
………
以下略
16
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/07(水) 18:16:04.56 ID:CL7Y8+DEo
………
以下略
17
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/07(水) 18:17:01.24 ID:CL7Y8+DEo
「……順序を追って話す」
制服のシャツのボタンをひとつ外しながら、古泉とともに、会議用の机に向かい合って腰を掛ける。
さて、最初に話すべきことは……と、数秒考えてしまう。俺は聞き手専門で、語るのは慣れていないんだ。
以下略
18
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/07(水) 18:18:02.22 ID:CL7Y8+DEo
「俺は、ペルソナでその髑髏を倒したんだ。以前と同じ、『ダンテ』でな」
「閉鎖空間内に、シャドウが……?」
以下略
19
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/07(水) 18:19:01.71 ID:CL7Y8+DEo
「久慈川りせ、だった」
「……久慈川りせ?」
以下略
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