過去ログ - キョン「ペルソナァッ!」 クマ「ザ・ゴールデンクマ!」
1- 20
20:名無しNIPPER[saga]
2015/01/07(水) 18:20:04.42 ID:CL7Y8+DEo

「いずれも、我々が侵入することのできない、イレギュラーなタイプの閉鎖空間です。現在確認されている限りで、一時間にひとつほどのペースで、現れては消え、現れては消えを繰り返しています。そして、いずれもかなり大規模なものです」

「……ハルヒの様子がおかしいことに関係しているのか」

以下略



21:名無しNIPPER[saga]
2015/01/07(水) 18:21:03.10 ID:CL7Y8+DEo



………

以下略



22:名無しNIPPER[saga]
2015/01/07(水) 18:21:59.66 ID:CL7Y8+DEo

「そして、昨夜あなたが見たという映像のとおりならば、涼宮ハルヒはあなたに助けを求めている」

「俺に、か」

以下略



23:名無しNIPPER[saga]
2015/01/07(水) 18:23:00.00 ID:CL7Y8+DEo
ハルヒを脅かそうとしている脅威とやらは、あの髑髏の怪物のようなもののことなのだろうか。
そもそも、奴はどこからやってきて、どのようにして閉鎖空間の中に現れたのか。
俺はまた、三ヶ月前の事件のように、ハルヒの力に目をつけた何者かと戦うことになるのだろうか。

そして、あの二人。アイドル、久慈川りせと、クマ。
以下略



24:名無しNIPPER[saga]
2015/01/07(水) 18:24:13.17 ID:CL7Y8+DEo

「ハルヒ!」

画面のハルヒは、昨日と同様、助けを求めているらしく、必死でこちらへ向けて、手を伸ばしている……不意に、ポケットに入っていた携帯電話が鳴り出した。ポケットから取り出し、ディスプレイを見る……古泉からの着信だ。

以下略



25:名無しNIPPER[saga]
2015/01/07(水) 18:25:01.92 ID:CL7Y8+DEo



………

以下略



26:名無しNIPPER[saga]
2015/01/07(水) 18:26:41.12 ID:CL7Y8+DEo
音は、先程まで俺が居た部屋の中から聞こえてきた。開けたままのドアをから、室内の様子を伺う。先ほどから変わった点は、一見、無いように見えたが、次の瞬間、再び、破壊音に近い物音とともに、とんでもない光景が、俺の目に飛び込んできた。

ドゴン。

空間全体に響き渡るような音とともに、部屋の天井に、巨大な穴が空いたのだ。そして、天井の残骸とともに、室内に舞い降りてくる、人の背丈ほどの影。
以下略



27:名無しNIPPER[saga]
2015/01/07(水) 18:27:21.34 ID:CL7Y8+DEo
雪だるまは、弾き飛ばされた少女を見て、一息、鼻で笑うように呼吸をした。少女は壁に向かって吹き飛ばされ、叩きつけられる―――ことは、なく。
ズダン。と重い音を立てながら、両足の裏で壁を踏み、体勢を立て直した。そして、その直後……ジャージの上着のポケットから、一枚のカードを取り出し、

「ペルソナぁー!」

以下略



28:名無しNIPPER[saga]
2015/01/07(水) 18:28:00.65 ID:CL7Y8+DEo

「え……キミは、誰?」

雪だるまを追おうとしていたらしい、跳躍のために整えた姿勢を解きながら、少女は俺に訊ねた。
この場合、どう答えるべきか。俺の意識は、昨日、クマに同じ質問を投げかけられた時と比べれば、天と地の差というほどにはっきりしている。
以下略



29:名無しNIPPER[saga]
2015/01/07(水) 18:29:00.80 ID:CL7Y8+DEo

「名前は?」

「あ……あたし? あたしは、里中千枝」

以下略



30:名無しNIPPER[saga]
2015/01/07(水) 18:30:01.28 ID:CL7Y8+DEo

「別棟には、雪子がいるから。やるなら挟み撃ちだね。どっかに花村も潜んでるだろうし」

と、両手の拳を胸の前で合わせながら言う里中。

以下略



172Res/256.76 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice