83:名無しNIPPER[sage]
2015/02/09(月) 14:25:50.57 ID:OE6vDY8DO
出だしがまったく同じのが昔あったな…
84:魔法をかけて[saga]
2015/02/10(火) 23:41:25.04 ID:uqP1/TrT0
千早『英雄の証明』
あのフェス以来、私のいや私たちの世界は一変した。
85:魔法をかけて[saga]
2015/02/10(火) 23:41:59.49 ID:uqP1/TrT0
恐れるようにレッスンに励み、恐怖に駆られ歌を歌う。
それは狂気すら感じさせたが、その中には確かな美しさがあった。
千早「……でも、それはただの一瞬の輝き」
86:魔法をかけて[saga]
2015/02/10(火) 23:42:27.75 ID:uqP1/TrT0
真「ち、千早。早いね、今日は昼からじゃないの?」
こちらを見た真は血相を変え、ゆっくりと扉を閉める。
彼女の額にはうっすら汗まで滲んでいた。先ほどとのテンションの変化の落差が酷いものだ。
87:魔法をかけて[saga]
2015/02/10(火) 23:43:02.72 ID:uqP1/TrT0
真「そのことなんだけど、えっと…前の人がまだ残っているみたいだからまだ開けない方がいいかなって」
千早「それなら早く言って。時間を無駄にしたくないの」
88:魔法をかけて[saga]
2015/02/10(火) 23:43:35.21 ID:uqP1/TrT0
伊織「なんであんたがここにいるのよ!」
声を張り上げる。
伊織は私が美希の曲を使うときから反発し続けた。ずっと私を敵視して、765プロの形を固執していた。
89:魔法をかけて[saga]
2015/02/10(火) 23:44:05.58 ID:uqP1/TrT0
千早「プロデューサーがいないのだから指示を出せる人が出すべきよ。それに私は一応トップアイドルなのだから少しは偉いとは思うわ」
伊織「トップアイドルですって!!」
ますます不機嫌になる伊織。
90:魔法をかけて[saga]
2015/02/10(火) 23:44:36.88 ID:uqP1/TrT0
伊織「うっさいわよ!!私はまだあんたが876プロなんて認めてないんだからね」
961プロの四条貴音、黒い噂と共に去る!!こんな新聞の一面を思い出した。
どこに行ったかと思っていたがまさかこんな弱小プロに移っていたなんて、
91:魔法をかけて[saga]
2015/02/10(火) 23:45:17.91 ID:uqP1/TrT0
激しい音の後に彼女が強く地面を蹴る音がどんどん小さくなっていくのが聞こえた。
千早「本当に…相変わらずね」
ため息混じりの私の言葉に四条さんは微笑みながら言った。
92:魔法をかけて[saga]
2015/02/10(火) 23:45:45.78 ID:uqP1/TrT0
頭で自分の都合のいいように考える私に対して、彼女は止めを刺した。
貴音「絶対勝利が当然の961であのような大きな舞台で、それも765ぷろに負けたあいどるが残れるはずもありません」
自分の荷物をまとめ始める、先に帰った伊織を心配してか手早く用意をする。
93:魔法をかけて[saga]
2015/02/10(火) 23:46:15.60 ID:uqP1/TrT0
彼女は私の耳にそっと呟いた。
貴音「深淵を覗く時、深淵もまたこちらをのぞいているのですよ」
全身に悪寒が走る。
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