過去ログ - 佐々木「一つ、お願いがあるんだ」
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81:名無しNIPPER[saga]
2015/03/28(土) 23:36:18.60 ID:jVBRPo/YO

「終わった――そしてこれが、真の始まり――」

「ぐあぁぁっ!!」

以下略



82:名無しNIPPER[saga]
2015/03/28(土) 23:37:13.30 ID:jVBRPo/YO

一体何が起きてるのか、全く考えがつかない。あのハルヒが、本当に死んでるのか?

「涼宮さんの、最期の願いは……、あなたが死なない、こと……、でした」

以下略



83:名無しNIPPER[saga]
2015/03/28(土) 23:38:09.05 ID:jVBRPo/YO

「現れたぞ!」

「朝比奈みくる誘拐事件の首謀者、橘京子だ! 今回の事件もあいつが犯人と見て間違いない!」

以下略



84:名無しNIPPER[saga]
2015/03/28(土) 23:38:43.20 ID:jVBRPo/YO

………………………………………………………………………………………………




85:名無しNIPPER[saga]
2015/03/28(土) 23:41:14.74 ID:jVBRPo/YO

気づくと俺の意識は、元の世界での全ての記憶と共に文芸部室に戻ってきていた。

そう、今俺たちがいるこの世界は佐々木による改変で出来たものなのだ。

以下略



86:名無しNIPPER[saga]
2015/03/28(土) 23:42:51.73 ID:jVBRPo/YO

「九曜さんの行方はわからない。だが天蓋領域は僕に発現した情報の解析を開始していた。

 これによっておそらく天蓋領域が思念体に対してアドバンテージを得るのだろう。

以下略



87:名無しNIPPER[saga]
2015/03/28(土) 23:45:49.17 ID:jVBRPo/YO

その時俺は、文芸部室の様子がおかしくなっていることに気がついた。

さっきまでと違う物理法則を無視したようなセピア色の光が世界を照らしている。

以下略



88:名無しNIPPER[saga]
2015/03/28(土) 23:47:06.64 ID:jVBRPo/YO

「いや、本当はわかっているんだ。

 高校受験にあたって、自分の感情に蓋をしてキミとの関係を断ち切ろうとしたことが全てなんだ。

以下略



89:名無しNIPPER[saga]
2015/03/28(土) 23:50:23.74 ID:jVBRPo/YO

「だから、僕に残された手段は、たった一つしか残されていない」

風の吹かない世界があるとすればそこにある海はこんな感じだろう、そう思うような静かな眼差しで、

以下略



90:名無しNIPPER[saga]
2015/03/28(土) 23:51:20.32 ID:jVBRPo/YO

そう、確かに今の俺には佐々木と過ごしたこの世界の記憶だけでなく、

SOS団と、そしてハルヒとの絆を大切にしてきたあの不条理で愉快な世界の記憶も持っている。

以下略



91:名無しNIPPER[saga]
2015/03/28(土) 23:55:05.03 ID:jVBRPo/YO

「本来罪を償うということは、それを犯した者の精神を守るためにあるべきものだ。

 そして、僕はキミが愛した世界を創り直すことでしか、罪を償うことは出来ない。

以下略



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