過去ログ - めだかと善吉の千夜一夜物語
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31:名無しNIPPER[saga]
2015/04/15(水) 02:01:00.30 ID:oFYPZjWj0
「性格を分析するなら過負荷のほうだ。
過負荷は、全てをなかったことにしたい、周りを自分と同じく不幸にしたい球磨川禊。
他人の傷口を開きたい志布志飛沫。
負担を他人に押しつけたい蝶ヶ崎蛾々丸。
歪んだ欲望に根差した能力であることが多い。
以下略



32:名無しNIPPER[saga]
2015/04/15(水) 02:03:11.22 ID:oFYPZjWj0
「じゃあ、俺は帰らせてもらうぜ。今日は古賀ちゃんと一緒に遊ぶ約束なんだ」

古賀いたみ。験体名、『骨折り指切り(ベストペイン)』。
普通で凡庸な自分を嫌い、最高の自分(いたみ)を求める異常の持ち主。
名瀬師匠の改造の痛みに耐え
以下略



33:名無しNIPPER[saga]
2015/04/15(水) 02:04:18.56 ID:oFYPZjWj0
ちょっと迷ったようなしぐさを見せてから真黒さんがゆっくり口を開いた。

「安心院さん、もしかしたら鶴喰くんには『独楽図解』と『引っ張り足』以外にも
もうひとつ秘密があるんじゃないか?」

以下略



34:名無しNIPPER[saga]
2015/04/15(水) 02:06:06.08 ID:oFYPZjWj0
「バーミー、もし今日の訓練で俺が勝ったら、
俺と一緒に黒神めだかを倒さないか?」

確かに安心院さんの言った通り、過負荷には関わらないほうがいいのかもしれない。
だが、めだかちゃんが球磨川と正面から向き合うことで、
以下略



35:名無しNIPPER[saga]
2015/04/15(水) 02:08:05.71 ID:oFYPZjWj0
「『ひとり最高! ……って言ってくれたら嬉しいんだけどねー
――だって主人公(おまえ)が言えば何でも正しくなるんだろう?』、
バーミーがめだかちゃんに言った台詞だろ」

「言いましたけれど、それが何か? 
以下略



36:名無しNIPPER[saga]
2015/04/15(水) 02:10:05.03 ID:oFYPZjWj0
「……めだかちゃんはいつも味方よりも敵を求めていた。
それは正しすぎる自分のあり方を憂いていたのだと思う」

「おいおい、黒神めだかの話が私に何の関係があるんだい?」

以下略



37:名無しNIPPER[saga]
2015/04/15(水) 02:11:59.19 ID:oFYPZjWj0
――番外、あるいは盤外――

箱庭学園理事長室。
黒神宇宙センターでの黒神めだかと桃園喪々の激闘の裏で3人の男が顔を合わせていた。

以下略



38:名無しNIPPER[saga]
2015/04/15(水) 02:13:45.10 ID:oFYPZjWj0
「そういえば、真黒くん。あなたは誰と連絡を取っていたんですか?」

話し合いがあらかた終わったところで、
スマートフォンを操作する黒神真黒に不知火袴が聞く。

以下略



39:名無しNIPPER[saga]
2015/04/15(水) 02:15:42.07 ID:oFYPZjWj0
「僕が注目したのは安心院なじみにスタイルが通用したことです。理事長」

「『名札使い』、桃園喪々のスタイルによって、安心院なじみが封じられたことですか。
しかし、その気になったらすぐに封印を解いて脱出できたようですが。
あれではとても通用したとは言えないと思いますが」
以下略



40:名無しNIPPER[saga]
2015/04/15(水) 02:17:56.69 ID:oFYPZjWj0
「ぱっぱっぱっ、真黒くんはそちらに着目したのですか。私は別の人物に注目しましたよ」

「ほほう。ぜひお聞かせ願いたい。舵樹くん」

「鶴喰鴎くんですよ。不知火翁。
以下略



41:名無しNIPPER[sage]
2015/04/15(水) 11:34:46.49 ID:uFGgIn5Qo

>>1の考えた裏設定を淡々と語ってる感じだな
物語ならもうちょいストーリー性欲しかった


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