37: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/14(木) 20:24:01.24 ID:X87xais80
>翌日
姉姫「あら、今日も出かけるの王子」
王子「えぇ、まぁ…」
38: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/14(木) 20:24:46.53 ID:X87xais80
王子(くっそ…)
もやもやが晴れない。
自分を否定されることは、いつまで経っても慣れることができない。
39: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/14(木) 20:25:26.52 ID:X87xais80
姫「王子様〜っ」
王子「あ、姫様!」
魔王城に着くと、姫は窓から手を振っていた。
40: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/14(木) 20:26:35.63 ID:X87xais80
王子(…つっても何を話せばいいのか)
楽しい話は前にした。最近、姫といる時以外はろくなことがない。
どうしたものか…そう困っていると。
41: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/14(木) 20:27:13.50 ID:X87xais80
姫「私は本当に姫なのか――それすらもわからないんです」
王子(そういや…)
姫がさらわれた国など聞いたことない、姉姫がそう言っていた。
42: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/14(木) 20:27:56.89 ID:X87xais80
王子「忘れ去られたなんてとんでもない!」
姫「王子様…?」
だから、姫の言葉をすぐに否定した。
43: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/14(木) 20:28:32.94 ID:X87xais80
姫「そんなこと、ありません…」
姫は弱々しくだが、王子の言葉を否定した。
姫「王子様が必要とされてないなんて…そんなはず、ありません」
44: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/14(木) 20:29:03.87 ID:X87xais80
姫「私は本当に姫なのか――そんな不安、今まで1度も抱いたことありませんでした」
姫は胸の前で手を組み、ゆっくり語り始めた。
姫「けれど私が貴方を知り、貴方が私を知り…それからです、不安になったのは」
45: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/14(木) 20:29:45.05 ID:X87xais80
頭が一気にパンクしかけた。
王子(何?何だって?王子様の相手は――えっ?)
姫「…」バッ
46: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/14(木) 20:30:27.59 ID:X87xais80
今日はここまで。
男視点慣れないので苦労(´・ω・`)
47:名無しNIPPER[sage]
2015/05/14(木) 21:16:01.45 ID:0ywDGdbW0
乙
今夜はコーヒーが甘いな
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