71: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/16(土) 18:56:51.85 ID:gEjvLFLL0
ドサッ
勇者「が…っ」
兵士「勇者様!?」
72: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/16(土) 18:57:22.50 ID:gEjvLFLL0
王子「姫様…!良かったご無事で…」
だが、そんなことすぐにどうでも良くなった。
何があったのかはわからないが、わからなくてもいい。姫が無事なら、それでいい。
73: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/16(土) 18:58:19.60 ID:gEjvLFLL0
王子「どうしてそんなこと言うんですか!?」
王子は姫に向かって1歩踏み出す。
王子「うわっ!?」
74: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/16(土) 18:59:13.75 ID:gEjvLFLL0
姫「ごめんなさい、王子様…」
王子には届き得ない小声で、姫は呟いた。
姫(私も、もっと貴方と居たかったです)
75: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/16(土) 19:00:54.20 ID:gEjvLFLL0
今日はここまで。
明日完結できればいいなーと思います。
76:名無しNIPPER[sage]
2015/05/16(土) 19:10:54.38 ID:zWlppK6To
乙
77:名無しNIPPER[sage]
2015/05/16(土) 23:36:45.86 ID:5iR4mLgSO
乙
78: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/17(日) 18:48:10.59 ID:FPT0xFOF0
暖かい時期が過ぎ、少しずつ涼しくなり始め、あっという間に寒風吹きすさぶ季節が訪れた。
時の流れと共に過去の出来事は新しい出来事に上塗りされ、人々の中では魔王は過去の存在となっていた。
姫「うううぅぅ寒い寒い寒い」ブルブル
79: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/17(日) 18:48:57.48 ID:FPT0xFOF0
姫(お腹すいたぁ〜…)グウゥ
木も、冬なので実がならずにいる。
となると、川まで行って魚を獲るしかないか。
80: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/17(日) 18:49:26.92 ID:FPT0xFOF0
姫は目を疑った。
姫の目の前にあったのは――とても大きなおにぎりだった。
姫「あ、ああぁ…」
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