38:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/12(火) 18:35:43.28 ID:+HxJNIVIo
唯「誰だったの?」
憂「宅急便屋さん。隣のおばあちゃん家と間違ってたみたいだから少しだけ教えといた」
39:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/12(火) 18:36:42.66 ID:+HxJNIVIo
唯「………」
梓「やっぱり、ダメ、ですかね。やめといたほうがいいですかね」
40:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/12(火) 18:38:22.67 ID:+HxJNIVIo
梓「はあぁ……ヒヤヒヤしましたよ。私が唯先輩を呼び出したせいでとんでもないことになっちゃったかと……」
41:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/12(火) 18:39:38.72 ID:+HxJNIVIo
唯「っ………」
唯も何も言えずにいた。
42:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/12(火) 18:41:08.66 ID:+HxJNIVIo
見た限り、梓が謝られることを望んでいたとは思えなかったけれど。憂ちゃんも決断を急ぎたかっただけのはずだけれど。
それでもお互いに謝り合う結果になってしまった。そして、私はその結果を招いた一人なんだ。もっと二人に向き合わないといけない。
43:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/12(火) 18:42:17.37 ID:+HxJNIVIo
唯「……あれ? ということはそのスッミーレちゃんはあずにゃんが宇宙人だってことを知ってるの?」
梓「スッミーレって何ですか……まあ、大学を辞退した時点で隠しきれませんからね、部員全員にはその時明かしました」
44:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/12(火) 18:44:32.28 ID:+HxJNIVIo
――おじさんは話上手で、わかりやすく短く話をまとめてくれた。
まず、自分達の星は徹底された管理社会で、それを嫌って星を捨てる人は結構いた、ということ。
45:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/12(火) 18:46:25.37 ID:+HxJNIVIo
唯父「本題に戻ろうか。とは言っても、もうほとんど語ることもないかな? この星に辿り着いて、今言ったように許可を貰い、いろいろ学んだ上で僕達は普通の地球人と変わらない暮らしをしている」
「させてもらえている、と言った方がいいかな。一方、唯達は地球で生まれたわけだから普通の地球人として扱ってもらえるように頼んである。これも許可は貰えているね」
46:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/12(火) 18:47:53.18 ID:+HxJNIVIo
唯父「こら、急に言っても迷惑だろ。親御さんの許可もいるだろうし、秋山さんに至っては今日こっちに帰ってきたばかりなんだろう? ご家族だって会いたがっているはずだ」
澪「あ、いえ、親には言ってみないとわかりませんけど、私自身は迷惑だなんてことは……むしろ嬉しいです」
47:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/12(火) 18:49:28.68 ID:+HxJNIVIo
梓「……私も、澪先輩と唯先輩のカップルみたいに、両親に許しを貰いたいです」
澪「………」
48:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/12(火) 18:50:45.32 ID:+HxJNIVIo
梓「そうですね、今更取り止めたって、失ったものは戻ってきません。憂は、もう第一志望の大学には行けません。私のワガママのせいで」
「あー、そう考えると既に憂の恋人失格なのかもしれませんね私。あはは……まあ、どうにかして償っていきますよ、一生かけてでも」
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