294:名無しNIPPER[saga]
2015/07/06(月) 00:25:24.48 ID:DIPBHoXDO
そうした、アッシュフォード学園の魅力を客観的な事実に基づいてライが説明する。我ながらナイスなプレゼンテーションだと思ったが、ミレイは不満顔のままだった。
五分後、室内プールの衛生面と安全性を話し終えてから、図書室の蔵書数とそのジャンルの幅広さについて話が切り替わる時だった。自身の学園のプレゼンを延々と聞かされていた生徒会長が勢い良く立ち上がる。
295:名無しNIPPER[saga]
2015/07/06(月) 00:27:07.70 ID:DIPBHoXDO
「……分かったわ」
ミレイは静かに言った。腕を組み、こちらを見下ろす。
296:名無しNIPPER[saga]
2015/07/06(月) 00:30:02.05 ID:DIPBHoXDO
「ほーらっ。気を落とさない。学園で楽しそうにしてる女の子達でも見たら、きっと元気出るわよ」
「……そうですね」
297:名無しNIPPER[saga]
2015/07/06(月) 00:32:21.97 ID:DIPBHoXDO
ミレイにひとしきり笑われた後、学園案内が再開された。すれ違う生徒(特に男子)から嫉妬のこもった視線が送られてくる。慣れていたので無視した。
そして敷地内をぐるりと周った後、校内に入る。さすがに内部は問題ないと思ったのだが、
298:名無しNIPPER[saga]
2015/07/06(月) 00:34:33.42 ID:DIPBHoXDO
ライが押し黙っていると、ため息を吐かれた。
「強情ねー。言うこと聞けないなら、また会長権限が発動するわよ?」
299:名無しNIPPER[saga]
2015/07/06(月) 00:36:05.01 ID:DIPBHoXDO
今回はこの辺で。
ここまで読んで頂いた方、ありがとうございました。
300:名無しNIPPER[sage]
2015/07/06(月) 00:58:06.95 ID:C20hwH4eo
乙です
301:名無しNIPPER[sage]
2015/07/06(月) 01:00:09.85 ID:5ufBzRBXO
乙です
302:名無しNIPPER[sage]
2015/07/06(月) 07:43:29.57 ID:KT0jViodo
乙
303:名無しNIPPER[sage]
2015/07/06(月) 15:27:11.11 ID:tn1fBAOko
おつー
やはりライはどの組み合わせも輝く……
304:名無しNIPPER[saga]
2015/07/07(火) 23:22:40.56 ID:pJv3maSDO
再び中庭にやってくる。
先ほど通った場所と違い、楽しそうな話し声が飛び交っていた。いくつかの資材も運び込まれている。
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