過去ログ - ほむら「告別」
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5:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/10(金) 00:38:07.17 ID:dTPiuG0Wo


 ◆


以下略



6:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/10(金) 00:38:44.33 ID:dTPiuG0Wo

「ほむら、なんか印象変わったよな」いつだったか、佐倉杏子がそう言った。

 あなたほどじゃないわと言おうとしてどうにか堪えた記憶がある。
 ……まあ、今は逆にあっちが塞ぎこんでいるけれど。
以下略



7:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/10(金) 00:39:23.07 ID:dTPiuG0Wo

 待ち人はすぐに来た。

「ごめんなさい、待たせちゃって」声を投げかけてきたのは、巴マミ。
 
以下略



8:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/10(金) 00:39:53.73 ID:dTPiuG0Wo

「何か、用があるのよね」埒が明かないと思って、口を開く。

 ただ、なんとなく何かは把握していたから。
 それがどういう意味を持っているのかも理解していたから。
以下略



9:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/10(金) 00:40:43.75 ID:dTPiuG0Wo

「佐倉さんのことなの」予想通りの言葉を皮切りに、巴マミは話し始めた。
 
「その……最初は、意外と気にしてる風でもなかったんだけど。
  カラ元気だったって言うのかな。
以下略



10:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/10(金) 00:41:51.73 ID:dTPiuG0Wo

 改めて思う。
 ああ、お人好しだった。この人は。

 自分だって少なからず堪えているのだろうに。
以下略



11:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/10(金) 00:42:23.65 ID:dTPiuG0Wo

「ひと雨来そうね」

 ふと、そんな言葉が口をついた。
 匂いがしたのだ。
以下略



12:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/10(金) 00:42:58.68 ID:dTPiuG0Wo

「そう長くは降らないと思う」

「夕立みたいだから、それはそうかもしれないけれど」

以下略



13:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/10(金) 00:43:55.83 ID:dTPiuG0Wo


 ◆


以下略



14:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/10(金) 00:44:42.65 ID:dTPiuG0Wo

「……そんなに気を遣わなくても。部屋を汚さない程度に拭ければ私はそれで」

「ダメよ。風邪引いちゃうでしょ」

以下略



15:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/10(金) 00:46:04.51 ID:dTPiuG0Wo

 何回か咳払いをして、ちゃんと声が出せそうなことを確認して。
 そっと、呼び掛けた。
 
「入っていい?」
以下略



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