過去ログ - 海未「海の日ですね」ことり「そうだね!」
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10:名無しNIPPER[sage]
2015/07/20(月) 12:34:29.94 ID:xO6J73Vw0
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頬の辺りにくすぐったさを覚えて、ハッと目が覚めた。
以下略



11:名無しNIPPER[sage]
2015/07/20(月) 12:55:00.98 ID:xO6J73Vw0
十分な量の写真を撮り終え満足した私は、ことりを起こすことにした。

このまま気持ちよさそうにことりを寝かせておいてやりたいが、そうすると買った電車の切符料金を超えてしまう。

人は行ける場所にしか、行けない。
以下略



12:名無しNIPPER
2015/07/20(月) 13:41:57.31 ID:yo2C1qaCo
続けよう


13:名無しNIPPER[sage]
2015/07/20(月) 14:20:12.14 ID:fe1VaHRR0
ことり「うぇぇ......まぶしい......あちゅい......」

ガサガサとした雑音混じりでほとんど何を言っているのかわからないアナウンスの中でことりが起きた。

2,3度、ぱしぱし、と瞬きをして、ふぁぁと口を手で隠してあくびをする。
以下略



14:名無しNIPPER[sage]
2015/07/20(月) 14:38:13.10 ID:fe1VaHRR0
ことり「今どこら辺? 降りる駅もしかして通り過ぎちゃった?」

ことりが窓の外を眺めながらたずねる。

普段使っていない電車の窓の外の風景なんて見ても地理なんてわからないだろうに。
以下略



15:名無しNIPPER[sage]
2015/07/20(月) 14:50:47.78 ID:fe1VaHRR0

電車が走り出すと、ことりは私に巻きつけていた腕を解き、何やらバッグの中をガサガサと漁った。

ことり「あと少しで海着くから、海未ちゃん、日焼け止め塗ろっか」

以下略



16:名無しNIPPER[sage]
2015/07/20(月) 15:40:45.21 ID:fe1VaHRR0
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電車を降りると、都会とはまた違った暑さがムッと辺りに立ち込めていた。
以下略



17:名無しNIPPER[sage]
2015/07/20(月) 15:57:44.31 ID:fe1VaHRR0
海にはまだチラホラ人がいて、それぞれに海の日を楽しんでいるらしかった。

ことり「海だー!」

ことりが海が見えるや否や走り出す。
以下略



18:名無しNIPPER[sage]
2015/07/20(月) 16:18:40.16 ID:fe1VaHRR0
砂浜に持ってきたブルーシートを敷いて飛んでいかないように荷物を置いた。

ことりは早々にサンダルを脱ぎ捨てて、海に足まで浸かって1人でキャッキャしている。

海面から30度くらいの高さまで夕陽が近づいてきていて、辺りはもう夕暮れに染まっていた。
以下略



19:名無しNIPPER[sage]
2015/07/20(月) 16:56:31.43 ID:fe1VaHRR0
しかし、そこは運動にあまり慣れていないことりのすることだ。

投げられたサンダルは3mもいかないところで海に落ち、数回の波乗りを経て、すぐさま砂浜にシャーっと打ち上げられた。

海未「......あー、なんていうか、ことりっぽくて良かったと思いますよ?」
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