1:名無しNIPPER[sage]
2015/07/30(木) 16:01:05.00 ID:sAy5zb9eO
向こうで規制に引っ掛かったのでこちらで
SSWiki : ss.vip2ch.com
2:名無しNIPPER[sage]
2015/07/30(木) 16:02:11.87 ID:sAy5zb9eO
薄暗く、閉ざされた部屋のなかはこれから起こることを予測させるかのようにかすかないやらしさを孕んでいた。
「…海未」
3:名無しNIPPER[saga]
2015/07/30(木) 16:03:20.64 ID:sAy5zb9eO
4:名無しNIPPER[sage]
2015/07/30(木) 16:03:31.79 ID:WxjlldvSO
ラ!板から変なの呼び寄せるなよ
5:名無しNIPPER[saga]
2015/07/30(木) 16:04:04.95 ID:sAy5zb9eO
ゆっくりと明らかになっていく彼女の素肌、恥ずかしいのか下に向けられた海未の顔を上げさせると見たことも無いほどに赤く。
その瞳はこれからの行為を想像したのだろうか、期待しているのだろうか−−
6:名無しNIPPER[saga]
2015/07/30(木) 16:05:07.01 ID:sAy5zb9eO
「そんな、わけっ…ないじゃないですか」
「そう言ってるけど…自分の顔、どんなのか分かってる?」
7:名無しNIPPER[saga]
2015/07/30(木) 16:05:58.78 ID:sAy5zb9eO
「…っあ、ま、き…っ、やりすぎ、です…!」
8:名無しNIPPER[saga]
2015/07/30(木) 16:09:05.08 ID:sAy5zb9eO
真姫はもう一度海未を抱く。
首もとに顔を埋めると、そこを軽く歯噛みした。
9:名無しNIPPER[saga]
2015/07/30(木) 16:09:36.04 ID:sAy5zb9eO
10:名無しNIPPER[saga]
2015/07/30(木) 16:10:23.08 ID:sAy5zb9eO
*****
11:名無しNIPPER[saga]
2015/07/30(木) 16:11:37.09 ID:sAy5zb9eO
この家の中には海未の両親がいる。
今この部屋に彼女の両親がやって来てしまったらどうなるのだろうか。
12:名無しNIPPER[saga]
2015/07/30(木) 16:12:37.84 ID:sAy5zb9eO
薄ら寒い外気とは対象に、うだるような暑さに浮かされた中。
締め切った部屋に二人こもり、体を重ねあう。
13:名無しNIPPER[saga]
2015/07/30(木) 16:13:42.10 ID:sAy5zb9eO
*****
14:名無しNIPPER[saga]
2015/07/30(木) 16:14:17.05 ID:sAy5zb9eO
重ね合わせた二人の性器が熱かった。
そこはもうしとどに濡れ、念のために持ってきた潤滑油なんていらなかったじゃないの、と真姫に思わせるほどであった。
15:名無しNIPPER[saga]
2015/07/30(木) 16:15:30.35 ID:sAy5zb9eO
それほどに暗く締め切ったこの空間だけでは−−
16:名無しNIPPER[saga]
2015/07/30(木) 16:16:04.41 ID:sAy5zb9eO
この時間が永遠に続いてしまえばいいのに。
17:名無しNIPPER[saga]
2015/07/30(木) 16:16:50.53 ID:sAy5zb9eO
*****
μ'sは解散すると、あの日私たちは決意した。
18:名無しNIPPER[saga]
2015/07/30(木) 16:17:23.31 ID:sAy5zb9eO
「真姫」
19:名無しNIPPER[saga]
2015/07/30(木) 16:18:08.93 ID:sAy5zb9eO
私、結構何でも知ってるつもりでいたけれども知らないことも結構多かったみたい。
20:名無しNIPPER[saga]
2015/07/30(木) 16:18:49.03 ID:sAy5zb9eO
海未のことを好きになって、お付き合いというものをして。
友達同士では感じない愛しさを、仲間としてでは思わない感情に気づいて。
21:名無しNIPPER[saga]
2015/07/30(木) 16:19:53.30 ID:sAy5zb9eO
情事の終わった部屋の中はまだ熱かった。
二人して畳の上になにも身に付けないままで倒れ込む。
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