過去ログ - 響「今ここにいる奇跡に」
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7:乾杯 ◆ziwzYr641k[saga]
2015/08/11(火) 22:23:39.99 ID:wqQE0kJT0

「……なんだそれは。貴様、吾輩を馬鹿にしておるのか」

「い、いえ! けしてそのような――」

以下略



8:乾杯 ◆ziwzYr641k[saga]
2015/08/11(火) 22:28:41.27 ID:wqQE0kJT0

「あの、それを申しましたら、深海棲艦とて姿形は必ずしも大きくありません。
どころか、中には等身大の女性に似ている者さえいると聞いております。
にもかかわらず、我々が敗北を喫しましたのは――」

以下略



9:乾杯 ◆ziwzYr641k[saga]
2015/08/11(火) 22:31:23.41 ID:wqQE0kJT0

「口にするのもあれだが、あの娘たちが、ごほんっ、深海棲艦に、勝利するところを?」

「はっ、演習にご協力いただいた提督の船に同乗させていただきまして、しかとこの目で」

以下略



10:乾杯 ◆ziwzYr641k[saga]
2015/08/11(火) 22:37:18.88 ID:wqQE0kJT0

「十五〇〇(イチゴーマルマル)から始めろだとさ。各自警戒待機」

「了解。いつもと勝手が違うかもしれませんが、気を引き締めていきましょう」

以下略



11:乾杯 ◆ziwzYr641k[saga]
2015/08/11(火) 22:40:34.92 ID:wqQE0kJT0

「お偉いさんへのパフォーマンスが大事だってのは、まあわかるわよ。
けど、ちょっと外海に出れば敵だってわんさか出てくるはずでしょ」

「それは、ですが、実戦ではどうしても不測の事態が有り得ますし」
以下略



12:乾杯 ◆ziwzYr641k[saga]
2015/08/11(火) 22:43:35.69 ID:wqQE0kJT0

「あなたの今の発言が何かの弾みで外部に漏れてしまったら?
悪い立場に立たされるのはあなたではなく提督。それくらいわかるでしょう?」

「……それはわかってる、けど……だからといって納得できるかは別だもん」
以下略



13:乾杯 ◆ziwzYr641k[saga]
2015/08/11(火) 22:49:15.35 ID:wqQE0kJT0

「……ッ! 摩耶、赤城さんたち、動き出しましたよ」

 鳥海の声に一斉に引き締まる三者の顔。

以下略



14:乾杯 ◆ziwzYr641k[saga]
2015/08/11(火) 22:53:02.80 ID:wqQE0kJT0

「ちょっと摩耶さん?」

「あん? ……おっと」

以下略



15:乾杯 ◆ziwzYr641k[saga]
2015/08/11(火) 22:55:02.52 ID:wqQE0kJT0

「それって、結局どっちが上なんだよ?」

「……さあ――――と」

以下略



16:乾杯 ◆ziwzYr641k[saga]
2015/08/11(火) 23:03:07.76 ID:wqQE0kJT0

「……なんだ、これ」

防波堤に立ち並ぶ男たちが揃って息を呑む。
その眼前――乱れに乱された波、湾内で激化する戦闘。
以下略



17:乾杯 ◆ziwzYr641k[saga]
2015/08/11(火) 23:06:46.64 ID:wqQE0kJT0

「さんきゅ、翔鶴姉!」

反撃に転じんと手のひらを高尾へ向ける。上空の爆撃機がすぐさま軌道を変える。
瑞鶴の視線の動きを読んだ加賀、上空にいた艦載機が鋭角ターン、高尾と瑞鶴の間に割って入る。
以下略



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