過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)  
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207:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/29(火) 13:00:40.27 ID:AuVSUEXb0
そこにいた全員が首を上げた。

「本当に最低だな、お前」

上に向いていた視線が俺に集まる。
以下略



208:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/29(火) 13:01:12.66 ID:AuVSUEXb0
「……はっ、やっぱりか」

「俺は英雄になる男だ。その世界に、お前はいらない」

そう言って葉山はくるりと踵を返す。
以下略



209:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/29(火) 13:01:39.61 ID:AuVSUEXb0
内容は飛び、優秀賞の発表も忘れる。

雪ノ下に冷静にカンペを出され、ついに彼女は泣きだしてしまった。

その姿は他の生徒たちからは、感動の涙に見えたようだった。
以下略



210:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/29(火) 13:02:17.16 ID:AuVSUEXb0
やっぱり甘いし、お前はどうしようもなく偽物だよ、相模。

本気で人を無視するってのは、意識することなくやるもんだ。

と、人ごみの中に城廻を見つけた。
以下略



211:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/29(火) 13:02:49.28 ID:AuVSUEXb0
「それこそ何の事だかわからないわ」

「だろ?なら一緒だ。俺が思ってるのもそういうことだよ」

「またまたご謙遜を」
以下略



212:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/29(火) 13:03:22.33 ID:AuVSUEXb0
「別に、傷ついてなんか……」

「もし、君が痛みになれてても、だよ。君が傷つくのを見て、心を痛める人もいるってことも、

知るべきだと思う」
以下略



213:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/29(火) 13:03:57.16 ID:AuVSUEXb0
俺と彼女は、お互いのことをよく知らなかった。

何を持って知ると言うべきか、わかっていなかったかもしれない。

ただお互いのあり方を見るだけでよかったというのに。
以下略



214:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/29(火) 13:04:47.50 ID:AuVSUEXb0
そんな俺らしくもないことを考えて、俺は報告書の結びを記した。

打ち上げが終わった後、相模南は上機嫌で夜道を歩いていた。

比企谷八幡の策により、彼女は文化祭実行委員長としての面目を保ってこのイベントを終わら
以下略



215:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/29(火) 13:05:24.85 ID:AuVSUEXb0
そのあまりの威圧感に、相模はしばらく立ち尽くしていた。

「Final Vent」

その気味の悪い音で、ようやく相模は我を取り戻す。
以下略



216:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/29(火) 13:06:14.62 ID:AuVSUEXb0
「なんかこっち見てる(笑)」「何あいつ(笑)」だのというくだらない会話を交わしながら。

そんな悪意に慣れはしても腹が立つことには変わりない。

文化祭で、雪ノ下を傷つけてしまったことからカードをめったなことでは使わないと決意して
以下略



217:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/29(火) 13:06:42.59 ID:AuVSUEXb0
「聞いちゃう?それ聞いちゃう?まじ?困ったなー」

その反応は聞いてほしくて仕方なかった奴の反応だ。

「……って言うか、決めるでしょ」
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