過去ログ - 卯月「これが私たちの、ガンプラバトル」
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◆bA3jMfAQJs
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2015/08/15(土) 22:21:57.07 ID:bjpB9rtg0
「お待たせ、卯月――卯月?」
モニタの前で、呆然としている卯月の背を叩くが、反応が無い。
ひらひらと、彼女の眼前で手を振る事で意識を戻すことに成功して、凜が「どうしたの」と問いかける。
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◆bA3jMfAQJs
[saga]
2015/08/15(土) 22:26:28.95 ID:bjpB9rtg0
しばし、沈黙があったが、一息ついた所で、凜が続きの言葉を言う。
「卯月。特徴が無いって事は、初心者にも扱いやすい、良い機体って事だよ。女の子だって特徴が無い方がいい子の事が多いし」
「それってつまり無個性って事ですよね!?」
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◆bA3jMfAQJs
[saga]
2015/08/15(土) 22:28:39.20 ID:bjpB9rtg0
店員にその紙を手渡すと、それを一枚コピーを取り、パソコンに一つ一つ記入がされていく。
そして書き込みの終わったカードを、卯月に手渡した。
「今は新人無料キャンペーン中だからカード作成はタダだな」
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◆bA3jMfAQJs
[saga]
2015/08/15(土) 22:31:01.13 ID:bjpB9rtg0
そこで、店の入り口から声が聞こえて、卯月と凜が振り返ると、そこには一人の少女がいた。
頭頂部に二つのリボンを付けた、可愛らしい女の子だった。
学生服を身にまとい、眼鏡と帽子を取り外した彼女は、一直線にガンダム・ビルドバトラーの受付へ。
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12
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◆bA3jMfAQJs
[saga]
2015/08/15(土) 22:44:39.31 ID:bjpB9rtg0
「ガンダム・ビルドバトラーは、ICカードを用いて記録を残すことが出来る。
逆に言うとカードが無いと遊ぶ事が出来ないから、それを作らないといけない。さっき作ったカードを、筐体端の読み取り口に置いて」
「はい」
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13
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◆bA3jMfAQJs
[saga]
2015/08/15(土) 22:47:27.77 ID:bjpB9rtg0
「ちなみに、これはHG――1/144キットとMG用の筐体なんだ。
PGやメガサイズみたいな、大きいプラモデルを読み込ませる時は、筐体外にそれ専用のビッグハロがいるから、それで読み込ませる」
「実際にガンダムがあるとしたら、何メートルくらいあるんですか?」
以下略
14
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◆bA3jMfAQJs
[saga]
2015/08/15(土) 22:49:33.37 ID:bjpB9rtg0
双方でスタートボタンを押し、ブリーフィングを終了する。
機体がカタパルトデッキに移され、眼前に宇宙空間が広がった所で『出撃をお願いします』と言う音声と画面表示が出て、春香から指示が出る。
『卯月ちゃん。自分の名前と機体名を言いながら、思い切り操縦桿を押し出して、フットペダルを踏み込んでみて』
以下略
15
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◆bA3jMfAQJs
[saga]
2015/08/15(土) 22:51:02.99 ID:bjpB9rtg0
『じゃあ次は少しだけフットペダルを踏み込みながら、操縦桿を動かしてみよう。まずは気持ち少しだけ、フットペダルを踏み込んでみて』
「は、はいっ」
『緊張しなくていいよ。私がいつでも止められるようにしてあげるから』
「はい……お願いしますっ」
以下略
16
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◆bA3jMfAQJs
[saga]
2015/08/15(土) 23:04:45.39 ID:bjpB9rtg0
『少しだけ、手を離すよ』
ガンダムがジム・カスタムから手を離し、少しだけ離れた所で、脚部からスラスターが稼働して脚部と頭部の位置を、逆転させた。
以下略
17
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◆bA3jMfAQJs
[saga]
2015/08/15(土) 23:06:08.00 ID:bjpB9rtg0
春香の指示を受けて、まずはフットペダルを踏み込みながら、操縦桿を強く前に押し出した。
背部スラスターが稼働し、強く前面に加速した機体の衝撃を受けながらも、卯月はどこか面白いと感じて、今度は右の操縦桿だけを右に動かした。
機体が右斜め前に向けて稼働を開始し、春香のガンダムの元へ帰ってくる。
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